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日々闇雲日記。

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2006年02月04日(土)
毛穴の汚れがね。するっと落ちるのナノテクで。



 イヤッフー!!
 みんなー会社辞めてるかーい、イェー!!


 ・・・・・・・・・・・どうも。
 先日書いた、「映画館のもぎりの姉ちゃん」に半分冗談(失礼な!)で応募してみたところ、1分以内で面接取り付けの旨の返事が返ってきて、出しておきながら半分本気で悩んでいるこの日記の管理人Mです。
 い、いいのかよ。・・・・・・・・・・・・
 気休めというか冷やかしだったのに、本当にすいません。・・・・・・・・・・・
 年齢で、お、落ちると思ってた。・・・・・・・・・・

 落ちると言えば、面接と応募した2社に見事に落ちる。
 まあ1社目は、行ってみて通勤不可能な場所柄と内情を聞いて行く気も失せたのと、面接の反応でわかったので、ある意味予想通りな感じでしたが、2社目は結構自信あったのに応募書類で落ちるとは。・・・・・・・・・ううむ。

 Q:どこが不味かったんでしょう?
 A:きっと履歴書を見た人事担当の眼が、私の写真のあまりの美しさに潰れたか、前日に食ったサバのせいで腹を下したのですね。

 そうに違いない。そう思っとこう。ハイ次、次ー。
 あともう1社の面接では、「派手な経歴ですねえ」とか「うちのように地味な作業は向かないんじゃないですか」とか「うちは長く勤めてくれる人が欲しいんですけど、勤務半年で何故職探ししているんですか」とか「うちはDTPなんで、目指している方向と違うんじゃないですかぁ?」とか色々と何とかかんとか突っかかってきた主任デザイナーのねえちゃん。
 (そこは本当に通勤が無理だと思ったので)落ちてもひがむつもりもなく、女性の方には余計なお世話だとも思いますが、

 その鼻に詰まった角栓は、何とかしましょうよ。

 御社のお仕事は、鼻の毛穴ケアも忘れるほど大変かつやり甲斐があるとお察しいたしますが、面接でその人の顔ではなく鼻しか思い出せない方は私、社会人人生の中でも初めてお会いしましたとです。・・・・・・・・・
 でもお陰で面接終わった後、

「・・・・・・・・・そういえば今朝、クレンジングオイルが切れてたな」

 とトリ頭の私でも思い出して、私は(近所に売ってないけど愛用している)ファンケルのクレンジングオイルを、そこからの帰り道にしっかり買って帰ったのでした。ありがたや。
 
 なんて偉そうな事を言っているが、確かに行ってみて分かったことだがDTPやデザインはちょっとだし、企業も自分も「違う」と思って、私にもその企業の求める能力がないんだから仕方がない。ライターというのも、ああいうのは「ただ書く」能力だけじゃなくて、取材能力やリライト能力、コミュニケーション能力が必要とされるから、優秀な人は他にもいるだろうしねえ。・・・・・・・・
 そもそも私、ライターでさえやりたい仕事ではないんだよな。どこの業界で働きたいんだろう。
 印刷でもない。
 広告でもない。
 WEBでもない。
 デザインでもない。
 ゲームでもない。
 その他の業界でもない。
 営業でもない。
 営業事務でもない。
 癒やし系でもない。
 サービス系でもない。
 接客業でもない。
 飲食系でもない。
 ・・・・・・・・・・・ここまで書いて、本当、何があるのかしら。

 事務(クビ)じゃあない事は確か、みたいな?(真顔)

 経歴は持っていても昔の事だしスキルがどれも中途半端な上に、「(リストラでない)会社都合でクビ」(言わないけどね)なんてミソがついたこの履歴書で事務にしたいまともな企業はたぶんない。っつーか、何せ去年の就職活動でも、事務の応募はどこも書類選考で全滅で、唯一採ってくれたところが今の会社だったんだからなー。
 はっはっ。
 はっはっ。やべーぞー自分。
 でも、もともと前の会社に事務として就職する時も散々周囲に「せっかく肩書きもあるのに勿体ない」とか「向いてないからヤメとけ」とか言われて、自分でも5年近く事務をして、「自分は事務に向いている」とか「この仕事、楽しい!」とか1回たりとも思った事ないからな。
 私がそもそも事務になったのは、在宅勤務をしていたゲーム会社が倒産したのと家庭の事情で、安定した収入がどうしても必要だったからと、修羅場だった家の中から外へ逃げ出したかったからだが。
 事務の人には失礼ですが、何でも良かったのですね。
 誰でも出来そうで、残業がない仕事なら。
 もっとも、その頃はまだ1年か2年勤めて辞めようと思っていたら、父親が突然脳梗塞でぶっ倒れて当座の治療費やら何やら、残されて母親が継いだ自営業の手伝いやら相変わらずの資金援助やらで、とてもじゃないが、

「会社、辞めたいんだけど。・・・・・・・・・」

 なんて言い出せる状態でなくなり、そのまま「まあ大手だし」「生活困らないしね」という理由で、入った理由も忘れて数年ずるずる居着いてしまったと。
 そして去年、家庭の事情に全て片が付いてみてハッと、

「私、なんでまだ事務やっているんだ?」

 と気づいた時はすでに遅し、20代もどん詰まり。
 去年、前の会社での部署消滅やら異動やらでシグナルは出ていたんだろうが、それでも無理矢理「次は正社員で」とか「残業が嫌だ」とかいう理由で、それも、

「身内も絡む会社のお局様がいる部署に回されるから、入ってしまったら当分は辞められないが、辞めるなら早く手を打たねば」

 とか何とか言う理由で自己分析もする間もなく事務路線を押し通して、このような事になってしまった、・・・・・・・・・・ような、・・・・・・・気がする。・・・・・・・・・・(違ってる事言ってたら嫌だから、後で前の日記読み返します。・・・・・・・・)
 職業や生き方の選択肢はたくさんあるが、その中のひとつが減ったという事は、その分だけ、自分が何をすべきで何をしたいのか見えやすくなったというだけだ。
 長い目で見れば、たぶんいい事なんだ。
 そう思えば、気が楽。

「Mさんは何かあると思うんだけど、向いてる仕事ってなんでしょうねぇ」
「夢はあっても、確たるビジョンがなくてここまで来ちゃったんだよ。Mさんの小説って今時の若者の『俺はギターで食っていくんだー!!』と同じ事でしょう?」
「要は、何を基準に仕事を選ぶかだよ。仕事なんてその気になって選ばなければ、幾らでも見つかるよ?レジ打ちや夜の仕事して、空いた昼を自分の時間に回してもいいし」
「今は頼るものがなくて不安だろうけど、絶対大丈夫だから頑張って」

 ・・・・・・・・・鍼の先生、有り難うございます。
 お金無いですが、国民健康保険に切り替えても月イチぐらいは行かせていただきますので、よろしくしてやってください。
 本当に景気が良くなってきたのか、単にシーズンなのか、求人が増えているようなのが有り難く、今回は前より時間があるのと、あれだけ「正社員で就職しろ」と毎日毎日せっついてきた家族も今回はさすがに何も言わないので、とりあえず「(待遇問わず)自分に向いてそうな仕事」で「事務はしない」という基本方針と直感を頼りに、腹をくくって色々と足掻きます。

 そんなわけなので、

 当分こんな話題ばかりが続きます。

 職探しと自分探しと日々の糧を得る為の思考の連続が。
 うーん、文字通り、闇雲。