先日、「男性には『かわいい』が褒め言葉にならないのが残念だ」と書いたところ(8月2日付「褒めてるんだよ。」)、あまりにも日記の内容通りの反応が返ってきたので笑ってしまった。
男性は「子ども扱いされているみたいで抵抗がある」「小ばかにされた気がする」と不服顔、女性は「かわいい男性ってポイント高いのに……」「好意的な言葉なのにどうして嫌がるんでしょうねえ」と首を傾げる。
が、やはり「飲み会の席で女の子に混じって甘いデザートを注文した先輩にほんの軽口で言ったら、真顔で『悪かったな』と返ってきた」なんて話があるものだから、気心の知れた男性以外には言わないのが無難だなあ、とあらためて思った私。
私も毎日人からいろいろな言葉をもらうが、相手がそう深い意味なく口にしたことに小躍りしたくなることもあれば、逆に悪気はないとわかっているのに「ちぇっ」と言いたくなることもある。
というわけで、過去に言われたそういう言葉を挙げてみよう。★の数は喜びの度合いを表す。
「きれいだね」 ★★★★★ リップサービスだろうがなんだろうが、うれしいもんはうれしい。“大人の女性”という響きを含んでいるので、「かわいい」より数段うれしい。というより、「かわいい」って言われたことあったっけ……。これも残念ながら言われた記憶がないけど、「セクシー」もきっと同じくらい喜ぶな。
「独身かと思ってた」 ★★★★☆ 当然のように「所帯じみていなくて人妻に見えない」と解釈していたけど、いまふと思った。「結婚相手、よく見つかったね」だったらどうしよ……。
「お酒強そう」 ★☆☆☆☆ よく言われるが、「豪快」って言われているみたいでうれしくはない。憎からず思っている男性からは言われたくないセリフのひとつ。
「色、白いね」 ★★★★☆ 白けりゃいいというもんでもないので、どうせならもう一声ほしい。「白くて、肌きれいだね」なら満点!
「今日、化粧濃いね」 ★☆☆☆☆ わざわざ言わんでよろしい。
「ちょっと太った?」 ☆☆☆☆☆ 思っても言うなああ!(星あげない)
「A型?」 ★★★☆☆ 当たっていないけど、「きっちりしてるね」と言われたみたいで悪い気はしない。
「彼氏、いるんでしょ?」 ★★★☆☆ 「いなさそう」と思われるより百倍いい。
「いま、お暇ですか」 ★★★☆☆ ナンパされると、「おっ、私もまだイケる?」と思う。
「帰したくない」 ★★★★★ 歓喜八割、困惑二割で胸がいっぱいになる。ただし、激しく相手による。
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私の場合、相手が自分のことを「女」と意識してくれていることが伝わってくると自尊心が満たされてうれしくなるみたいだ。
ついでと言ってはなんだけれど、読み手の方からいただいたことのある言葉もご紹介。
「男性が書いていると思ってました」 ★★★☆☆ 三、四回言われたことあるなあ。ま、べつにどっちだと思われていてもいいけどね。
「はじめまして、小春さん」 ★★☆☆☆ かなりウケた。
「○○(飲食店)でバイトしてます。来てくれたらサービスしちゃいます!」 ★★★★☆ もし家から近かったら、突然訪ねて「ほんとに来ちゃった。大盛りにして!」なんてやってるかも……(で、「あなた誰ですか」って不審がられるのね)と思うくらいうれしい。
「過去ログ読破しました」 ★★★★☆ うれしい半面、むかし書いた文章は幼稚なのでかなり恥ずかしい。
「私(四十代男性)と同年代だと思ってました」 ★★★☆☆ サイトの中の私はかなり老けているらしく、「もっと年上の人が書いていると思ってた」とよく言われる。
「ファンです」 ★★★★★ ……か、感激です。
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それぞれの言葉の印象はこんな感じかしらん。
というわけで、今後私と会ったりメールを送ったりするときの参考にしてくださいね!(あはは、冗談です)