優柔不断日記

2005年01月28日(金) 差別

国籍で公務員管理職受験拒否は合憲の最高裁判断がありました。
当たり前だと思うのですが、高裁では逆の結果だったんですよね^^;

おそらくこの人が日本に帰化しないのは、自国に誇りを持って生きているということだと思うしその事は素晴らしいことだと思う。でも自国に誇りを持つと同時に気を付けなくてはいけないことは、他国の主権を認めることだと思う。過剰の愛国心を危惧する人はこの部分を危惧しているのだろう。

この人は自分が日本人と同様の扱いを受けないことを差別だと言っていたが、自国を誇り他国を認めない結果として起こる事こそが「差別」だと思う。まさに今この人が陥っている状況ではないだろうか?

日本の方針である「公権力行使や公の意思形成への参画にたずさわる公務員になるためには日本国籍が必要」という事項を認めず自分の権利のみを主張する。日本に帰化しない(おそらく自国を愛しての事だろう)のに日本の主権を認めない。この事こそ「差別」なんじゃないのか?

今の世の中では「公」としての最大の単位は国だと思うし、それぞれの国同士が主権を認め、尊重する。これこそが平等なのだと思う。

自分勝手な「平等」を掲げ、日本国の主権を認めない奴は自国へカエレ。



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