横浜へ吹く風

2006年02月21日(火) 「オリバーツイスト」「有頂天ホテル」「プロミス」「フライトプラン」

映画の感想まとめ



「オリバーツイスト」


この映画はアカデミー賞に輝く
「戦場のピアニスト」のロマンポランスキー監督の作品。

悲惨な生い立ちのオリバーがこれでもかって言うほど
可哀相で、精神的に落ち込んでる時はよけいに
落ち込みそうな内容だった。。

19世紀のロンドンを再現するために
80億も製作費をかけた街並み

とてもすばらしかったです。

幸せをつかもうとすると不幸が訪れて・・
観ていて、辛くなってしまった・・

孤児院の施設で「おかわり」を言うために
くじを引いて言う事になってしまったために
孤児院を追い出されて・・・

行った先でも虐められて・・

でもなぜか涙はでなかったの。

ラストの方でやっとオリバーが幸せになれるってところで
スリの親玉
フェギンとオリバーが監獄で話し合うところで
泣けてきました。

オリバーが幸せをつかむのにナンシーが
なくてはならない存在なんだけど
ナンシーが一番かわいそうだった・・

三女もこの映画を観て
「ナンシーって可哀相じゃない?」って・・

小説家のディケインズの名作ってあるのですが
無知な私はこれが小説にあったことすら知らなかったです。











「有頂天ホテル」

オリバーがあまりにも暗くて沈んだ気持ちになったの

丁度時間的にも良かったので
面白いと評判だったこの映画は

私が大好きな監督の1人

三谷幸喜監督の作品を観てきました。

もう最初から可笑しいの。

ホテルに飾る、お正月の垂れ幕の誤字から
大笑いしちゃった(*^▽^*)

ホテルで働くベルボーイの役の香取くんが今日で退職ってことで
歌手になるために上京してきたけどなれなくて
自分が身に着けていたバンダナやギターやお人形を
それぞれ一緒に働いていた仲間に上げて・・

そのお人形がめぐりめぐって元の持ち主のもとに戻る
いきさつも面白かったぁ〜〜♪

この映画の作りって
海外ドラマに似ている・・

1人の人物に絞らないで
沢山の人が主人公って感じなの。

だから、登場人物がとても多くて、話があっち飛んで
こっち飛んでって奇抜だったけど、三谷作品らしくて

人情あふれるストーリー展開でした♪









「プロミス」

中国、韓国、日本の共同作品

興味があったけど観るのをどうしようか
迷っていた作品だったの。

職場のお友達からチケットを頂いたの
自分が多忙で見に行く機会がないからって・・・

観てみたら、凄く奇抜で面白いの。

チャンドンゴンってカッコイイですね〜〜。
真田博之もニコラスツエーもカッコイイっす(^◇^)

少女と女神との約束

ニコラスツェーが本当に冷酷な役をしていて
こわかったぁ・・・・

最後の最後で涙があふれて
ハンカチが手放せませんでした。

予告編で思い描いたのと内容が違っていて
観て良かったって思った・・・
もしチケットを頂かなかったら観なかった映画でした。

私は本当に数年前まで邦画はお金払ってまで見たいって
思わなかったの。
モチロンアジア系の映画は・・・

職場の映画仲間はいまでも洋画しか見ないし興味ないって。

でも観始めたら、結構面白いし・・
韓国映画もとても楽しめるので良かったかな♪

心の中にある、偏見を払うことが出来てよかった。

プロミスはアクションって言うけどファンタジーだと思う♪








「フライトプラン」

ジョディホスターが最高に迫力がありました♪

観ようかどうしようか迷ってたけど
ラストの様子を話を聞いて知ってたけど

そこまで行き着く中身をまだ聞いてなかったの。

人は他人には無関心だけど
あそこまで無関心かな?

一番最初に飛行機に搭乗したってことと
娘が窓際の席で母親の影で見えにくかったってこともあるかな・・

自分がいくら正しいって思ったことでも
真実をこういった感じで捻じ曲げられて

家族を失って精神的に妄想が酷いで加害者扱いにされてしまう

最後の最後まで、犯人が分からなかったのも
観ているこっちがハラハラしちゃった。

子供はいったいどこにいるの?
なんで、ちゃんと探さないの?
イライラもあったけど、ジョディフォスターの
きりっとした気持ちよい演技で後味が良かったです

観終わった後、凄く気持ちがサッパリしました。

疑いが掛かったことも子供を助けて
抱きかかえて煙の中から出てきたときは
気持ちよかった〜〜。

子供がいなくなったときの心配する気持ちは
私も何回も経験があるので痛みが伝わってきたの。

日本に来たときはセミロングのヘアースタイルを
ショートレイヤーにしてて、とても似合ってたね。








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suzu [MAIL]

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