うららか雑記帳
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mixi内で参加しているコミュニティで、年に1回開催される企画がありまして。 コミュ参加者から小説を募り、外部の審査員さんに批評してもらって大賞を決める、というものです。 この企画は今回で2回目。前回は参加できなかったんだけど、今回は2009年中に書かれた短編ならOKとのことだったんで、100題作品の『不浄なる痕』をエントリーさせていただきました。 それが今日(もう昨日か)、審査結果が発表されたのです。 結果──佳作。 大賞・副賞に続く3位です。30点満点中22点。 思った以上の評価をいただいてしまい、正直ちょっと戸惑ってます。 前回の審査コメントがわりあい厳しめだったんで、ダメだし&叱咤激励を覚悟していたのに、それほど突っ込まれませんでした。あれー? 全体的に個性や捻りがない、展開がテンプレ的で起伏が足りない。このあたりについて絶対もっと指摘されると思ったんだけどな。 もっと内容を盛り込んで、キャラクターを強く前面に押し出さなきゃ。全然パンチが足りないのだよ。 ……などと反省しつつ。 『児童文学のよう』という感想をいただいたのは嬉しかったです。『大人も読める児童文学』みたいな作品を書きたい、と思って創作してきたので、目指す方向性がより明確になったような気がしますね! 荻原規子さんのような……なんて言ったら大言壮語すぎるけれども。
他の方の作品を拝読するのも刺激になりました。 例えば、大賞受賞作。 私の場合、冒頭シーンではなるべく固有名詞や独自の用語を使わないようにしたほうが読みやすいと思って、極力そういうのを避けていたんだけれど、この作品にはカタカナの専門用語が冒頭からいろいろ出てきていますね。 用語の正確な意味は把握していなくても、前後の流れから雰囲気だけで読ませる技術、というか。好みの問題もあるかもしれませんが、なるほどなぁと思いました。
問題提起するような社会派なテーマだったり、心洗われる童話チックなお話だったり、情熱がひしひしと感じられる作品もありました。 応募締め切りや結果発表が当初の予定より遅れてしまったようで、諸々意見が出たようですけれど、こういった企画は刺激を与え合って切磋琢磨する良い機会なので、これからも続けてもらえたらいいな、と。
下降気味だった創作意欲、再燃……かな。まずは書きかけで2ヵ月近くほったらかしてた100題作品を片付けよう。 昨日温泉でリフレッシュしてきたことだしね。 小一時間ほど車を走らせたところにある山の中の温泉です。あったまりました。普段シャワーで済ませてるからか、やっぱり広いお風呂はくつろぐわー。
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