うららか雑記帳
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2007年03月29日(木) 手は差し伸べられなくても


友達が、辛くてしんどいって、悲鳴を上げている。
そういう状態だって知ってるのに、私には何もできない。
でも、私がはがゆさや心苦しさを抱えることなんか、相手は望んじゃいないだろう。
だから私はサインを送る。
あなたを気に掛けているよと、あなたを応援するよとサインを送り続ける。

苦しみの原因を打ち明け、何もかもを分け合って共有して、他人の痛みを自分のもののように取り込む――そういうのとは、違う優しさや思いやりもある。
私はそう思う。かけがえのない人が、行動をもってそれを教えてくれた。

だから……

涙を拭うハンカチになるのは無理だとしても、あなたの頬を涙が伝ったことを、そしてあなたがどうやって涙をとめたのかを、見届けるよ。
それが私なりの方法。


浜月まお |HomePage

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