うららか雑記帳
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*義理
職場の先輩に頼まれて、出身高校の同窓会総会に出席しました。頭数合わせなので懇親会は出なくていい、とのことだったので気楽にOKしたのですが、行ってみたら途端に腰が引けてしまいました。なぜって、年格好からしてすでに浮いてしまっていたので。 会場は近場の大手ホテル、年輩の男性ばかりがスーツをきっちり着込んで腰掛けているところへ、襟のある服とはいえラフめの服を着た私がひょっこりと入っていくわけですよ。で、見渡してみて目に入ってきた顔ぶれというのが、市長、教育長、市議会議員、県議会議員、校長、教頭……『先生』と呼ばれる方々がずらりと。ひいぃ。 浮いてる? 私ってば浮いてる!? と内心焦りっぱなし。大変な気力が要りました。 肝心の総会や講演会にしても、何を言っているのかいまいち理解できない有り様でしたし……最初から最後まで、小学生が大学のキャンパスに紛れ込んでしまったかのような違和感を抱き通しでした。 来年以降も頭数合わせのメンツに入れられちゃうんだろうなあ。次からはきちんとスーツで行こうっと。
*お題小説あとがき
“月影・庭園にて”に掲載しているお題小説について。 『ファンタジースキーさんに100のお題』というお題に沿って好き勝手にSSを書く出し物なのですが、今日から少しずつ各話の余談を語りたいと思います。“歳時記の綴り”に載せるような内容でもないですし、まあ大した話ではないですけど、なんとなくね(笑)
・001『砂の城』
『砂の城』という言葉から、砂浜・脆い城・儚いひととき……そういったものが連想されたので、切なさを味付けにして書こうとまず決めました。では誰を書こうか、というところで脳裏に浮かんだのがセレシアスの俯き顔です。そうだ、幼少時のセレシアス! 夕暮れ! 海辺で砂遊び! うん、これでいこう! そんな感じで出演キャラもほぼ同時に決定。幼いセレシアスとエリッサのしんみり+和み系エピソードは一度書いてみたかったんですよ。でも本編ではなかなか機会がなくて(悲哀一辺倒のシーンなら第1章にちらりとありましたが)。書きたいと思っていた一場面が書けたという意味で、『砂の城』はお気に入りの作品です。 で、セレシアスとエリッサ。2人の関係性は本編では未だ直接語られていないのですが、その辺りも色々と推測してもらえたようで一安心。当時セレシアスは8、9歳くらいかな? 一人称が「僕」。流浪のせいで学校にはほとんど行っておらず、生活の中心がエリッサです。1人で海岸に遊びに来ても、残してきたエリッサが心配で、1人きりの散策が味気なくて、早々に帰っちゃうんだろうなあ、きっと。 このお話は幸い好評でして、お褒めいただくことが多かったですね。特に情景描写。私は海と山ばかりの土地で生まれ育ったせいか、どうも風景を描き出すことに重きを置く傾向があるようです。書いている時は自覚していないのですが、いま改めて読み返してみると、たしかにそのとおりかもしれない……。小説における臨場感は大切な要素だと思うので、今後はそれを強みに変えていけたらいいなあ、なんて。 セレシアスのイメージ曲であるポルノグラフィティの『アゲハ蝶』をBGMに読んでいただけると、より堪能できるかもしれません。
*就寝前に
最近またゲームをやってます。主に三国無双。あとはサモンナイト3(まだ一度しかクリアしてない)♪ コンタクトを外してあとは寝るだけの状態で、熱々緑茶を飲みながら、音量絞ってちまちま(あるいはザクザク)とゲーム。熱中してるわけではないけど、読書よりキリがいいからね。
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