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●リノカット - 2004年12月28日(火) 一年に一回とか、二年に一回とか、もしかしたら「お〜、何年ぶり?」とか、 そんなペースではあるが、版画をやることがある。 そんなペースなくせに、というか、そんなペースだからこそ 引き出しの中には、 え?いつの間に・・・? 版画用絵の具が数種類と彫刻刀セットが3つも。 ここ数年、便利なパソコンに頼りっぱなしの我が家の年賀状だけど、 娘がやりたいと言うので彼女が書く年賀状の分だけ彫らせてみた。 リノリウム板を手にすると、なんだか懐かしい気持ちに、いつもなる。 「年賀状は版画」と決めて数十年、素人ながら今じゃハガキサイズの 「My World」を確立してしまった父親が、最初に手ほどきしてくれた。 で、孫にあたる我が娘。 彫刻刀捌きは小学一年ではないね、これは。 刃もちゃんと使い分けてるし。 一度くらい手を彫っちゃったりすれば もっと上達するかも。 「血」なのか、それともただの「門前の小僧」なのか。 ほんと、親馬鹿じゃなく。 いや、親馬鹿か、やっぱり。 紙版画とかアルミ板を凹ませる版画とかで、ローラーを使うのは経験済み。 だからだろうか、「摺り」の作業にはあまり興味を示さず、 ひたすら「彫り」に熱中。 娘・彫り師、母・摺り師、版元・蔦屋、うそ。 <作ったもの/版画(リノカット)> -
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