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- 2005年12月31日(土)
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- 凍える大地に咲く花。 〜ゆく年くる年〜
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この日記を皆さんがご覧になられる頃は、もう来年でしょうか?
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今年も年末年始は長野の実家へ帰省しました。
大晦日には紅白を見ながら年越しそばを食べ、 元日には善光寺へ初詣に行き、2〜3日は箱根駅伝を見るという、 いつもと同じ年末年始を過ごしに田舎へと向かいました。
ちなみに、クルマのタイヤがノーマルのままだったんですが、 地元の友人やウチの母より、「ノーマルのままで絶対に来るな!」と云われ、 帰省前に渋々スタッドレスタイヤを買って装着してから出発しました。
で、結果的には そうしてよかったわけです。
ご覧の通り雪まみれのタイヤ。 |
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実家前の道路は 完ぺきなアイスバーンでした。
ワタシの愛車のトヨタ・イストは FFですが、それでも前輪が滑って 空転していました。ノーマルのままだったら、 間違いなく死んでたでしょう。 友人も母も正しかったわけです笑。
例年の長野は、雪は降るけれども、 昼間の気温が高いために溶けてしまいます。 なので、それほど困る事は無いんですが、 昨年に引き続き、今年も雪の年末となりました。 |
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実家5階からの眺望です。
実家に帰ると、これも毎年のことですが、 母が花を活けていました。
この頬を刺す空気と、 足を縛るような凍える大地の街に、
ビッと背筋の通ったこの活け花のごとく、 母は元気に働きながら、 しっかりと一人で生きています。
花をいじりながら母は、
「花の三つの三角形と、背高の葉先の三角形 低い葉先の三角形、この組み合わせ、分かる? 全体としては、シュッと天へ伸びる線と、 中央でドシッと構える固まりを作るのよ」
と、ハラに云った。 |
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こういう話は感性的なものなので、生け花を知らないハラにも分かる。 おそらく分からない人には全くわからない内容の話だろう。
母がこういう話をして、ワタシがその話を即座に共感する。
「ああ、ワタシはやっぱり母から生まれた息子なんだな〜」
と思ってしまった。
母の生け花を眺めながら、 ワタシも来年はシャンっとしなきゃ!! と思ったのでした・・・あぁ、もう今年ですね。
あけましておめでとうございます。
051231 - 060101 taichi
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AIR〜the pulp essay〜_ハラタイチ
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