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郵便がメールに押されて減少気味とのこと。
日本郵政公社の平成17年度連結決算が先日発表されたが、 公社化以前に赤字だった郵便事業は 最終利益が252億円と2年連続黒字を確保したものの前年より減収。
歯止めをかけているのは一般小包「ゆうパック」。 取扱個数が17.8%増で過去最高となったため。
一方、減収が止まらない手紙やはがきなど通常郵便物は、 Eメールの普及などにより前年よりさらに5.3%減っている。
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このまま郵便…特に「手紙」というコミュニケーションは 無くなっていくのだろうか?
ま〜そんなことは無いだろう。 皆さんもそう思っていると思う。
ハラも最近、IT化が進むここ数年の自分を恥じている。 大切な事さえメールで済ましてしまいがち。 昔は必ず逢って話したり、少なくとも直筆の手紙を送ったものだ。 伝える中身は声だろうが、直筆だろうが、デジタル信号だろうが同じである。 でも、伝わる中身は全く違う。
特にハラは昔から「電話」というコミュニケーションが苦手だった。 話したいなら必ず逢って話す。 音だけというのはあまりに限定された伝達手段なくせに、 伝わる事はあまりに「生」すぎるのが、とてもアンバランスで嫌だった。 だから音で伝えるなら、相手を見ながらでなければダメだった。
その点、「手紙」という手段は性に合っていた。
手紙は、料理同様に「五感」でコミュニケ−ションできるものだと思う。 文字情報以外に、筆跡、筆圧、便せんのデザイン、そのよれ具合、 紙に残る薫り、封筒など…、したためられているエモーショナルな情報は多い。
メールより、数倍「感じる」のだ。
「 愛 し て い ま す 」
よりも…
のほうが、数倍「感じる」。
「 あ い た い 」
よりも…
のほうが、ずっと切ない。
「 ざ け ん な !」
よりも…
と受け取ると、「瞬間的に発したという以上に、芯から相当頭に来てるな〜」 と感じることができたり…
「 お ま え を 殺 す 」
よりも…
なんて、切り貼られて送りつけられた日にゃ、 とてもウソっぽくない感じがして、かなり怖い。 そもそも、この作業をしている相手の姿を想像しただけで戦慄が走る。 メールでは出来ない芸当である。
ま〜、一番最後はともかくとして、
ハラは始めたいっ! 最近の反省をふまえて。
題して、
「直筆コミュニケーション キャンペーン」
生のコミュニケーションをしYO!。 生の文字を書いて、大切な相手に手紙を出SO!
SO!やっぱ「生」!
手紙、がんばれ。郵便屋さん、がんばれ。 まだまだ配達してほしいものが、いっぱいあるのです。
050603 taichi
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AIR〜the pulp essay〜_ハラタイチ
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