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- 2005年04月20日(水)
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- 「好きな男」木村拓哉V12!でも彼のマネはやめろ!
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先週4/14発売の 「anan」誌上にて、
恒例の 「好きな男・嫌いな男」アンケート '05年ランキングが発表された。
1位は、なんと12年連続で 木村拓哉が輝いた。
「抱かれたい男」「恋人にしたい男」 でも1位を獲得!あっそー、みたいな…。
2位は、木村が君臨し続けるせいで、 福山雅治が7年連続の指定席に。
3位以下は以下の通り。
3位/岡田准一 4位/草 剛 5位/香取慎吾 6位/妻夫木聡 7位/中居正広 8位/坂口憲二 9位/滝沢秀明 10位/オダギリ ジョー
11位以下は、 ananを買ってみてくれ!
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さて、あまりに強過ぎる木村拓哉だが、 回答したanan読者達に「もっと他にいるだろ!」とか、 「誰だ!今だに木村拓哉って書くつまらねえ奴は!」 などと文句を云っても意味ない。
月並みだとは思っていつつも、皆「カッコいい」と投票してしまうのだから、 彼の衰えるどころか磨きがかかったブランド力に感服するしかない。
しかし、福山雅治がかわいそうである。 個人的には福山アニキの方がキャラが気に入っているので、 彼に一度はトップを取らしてやりたい。
ま〜それはさておき、木村拓哉、たしかにカッコいい。 同性としてビジュアルはさておき、スタイルだとかスタンスだとか よく分からない何かがカッコいいことを認めざるを得ない。
このように思う時、安易な奴らは、 「俺もキムタクになりてぇ!」などと云いつつ、 ananでキムタクが着ているあの服を買えば女にモテるとか、 キムタクのしゃべりや歌声をマネすれば俺もカッコよくなるだとか、 そんな悲しい勘違いをして、彼のスタイルを踏襲しようとするのだろうが、
やめとけ、 絶対に無意味だ。
女性誌見出しの『この春は"亜紀子コーデ"で決める!』 などという特集を見ながら、アイテムを買いあさり、 矢田亜紀子になろうとする女と同じくらい無意味だ。
木村拓哉やら福山雅治やら岡田准一やらが、 「好きだ」「カッコいい」と云われているのは、
誰にも似ていない オリジナルブランドだからだ。
ルックスがどうとか、ファッションがどうとか、 細かい事ひとつひとつが評価されているのではなく、 自分のスタイルを確立していることそのものを カッコいいと云われているのである。
もし君がある程度イケメン君ならば、 彼らの真似することは、逆効果である。 タレントの誰かに似ていると思われた時、 あなたのブランドは地に堕ちるだろう。 「真似」は一番ダサいレッテルを貼られるもの。
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それにしても、木村拓哉の セルフ・ブランディング力はスゴい。
1. とにかく、SMAPというグループ内での位置がいい。 トップではなく、参謀的または司令塔的ポジションがおいしい。 意識して目立とうとせず、さりげなく印象づけるスタンスは、 イマドキのカッコよさの王道。狙い所を十分に分かっている。 このあたり、仲良しの中田英寿と通ずるものがあるのはこの点か?
2. 昔、両親に家を買ってあげたことが報道された。 そのニュースは実に彼の株を上げたと思う。
3. SMAP内に留まっていることが効果的。 メジャーになると独立したり我が張り出してくるものだが、 仲間を大切にしていきたいというハートの熱さを訴求している。
4. ベーススタンスはとにかく「カッコつけ」なのだが、 スマスマでお笑いキャラをも演じてバランスをとっている。 しかし、見え隠れする自尊心の高さがゆえ、他メンバーがやるような、 自虐系のネタは絶対にやらない。笑わすのはいいが、笑われるのはダメ。
5. だらしがないスキャンダルはない。世間が知っているのは、 初期の彼女の「カオリン」と、現在の妻である工藤静香ぐらい。 これだけのスーパースターでありながら、女ったらしという 印象が全く無い。これは世間的に思いっきりポイント高いだろう。
6. それにつけて、スポーツや音楽、料理など、芸が多彩であること。 学校でモテる奴の典型である。剣道、サーフィン、料理、ギター、 歌、ダンス…これに加えて執筆や絵などのアカデミックなものが 加わったらもう最強。しかし一昨年だかにだしたエッセイは、 ちらっと立ち読みしたが、「オレオレ」な文章だった気がする。 あ〜フツーのタレントエッセイね〜みたいな。逆にちょっと安心。 ananの「頭がいい男」ランクにはランクインしてなかった。 (1位は中居正広。←それもどうかと思うが…) 確かに頭がキレるという感じはないな… でもそれがなくても、もう十分すぎるだろ!
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…と、このように、これらのことを木村拓哉が 意識してやったかやらずかは知らないが、やはりセンスがいいのだ。
センスというのは、バランス感覚のことである。 周りとのバランスとりながら、 自分の我を通すセンスという意味。
世のカッコいいといわれる輩は、これが長けているのだ。 だが、タレント以上にこれが優秀なのがスポーツ選手。
中田英寿、イチロー、佐藤琢磨など、彼らのカッコよさは、 特に同性からは絶大な評価である。当然ルックスが及ばないだけに、 如何に彼らのセルフ・ブランディング力がスゴいかが際立つ。
世のモテたいモテたいと思っている方々、 マネをするならココだ!
誰にも似ていない己を 創り上げることだ!
050420 taichi
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