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- 2004年12月03日(金)
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- 行政改革より、やっぱ増税だよネ。…最新NEWS斬り!
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テメーの身辺を 整理出来てねえのに、 俺らにオネダリすんじゃねぇ!
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増税論が この秋から国民を騒がせ始めている。
ご存知の通り、政府税制調査会が2005年度税制改正答申に 所得税・住民税の定率減税廃止を載せたいらしい。 実施すれば事実上の増税。 再び個人消費が冷えて景気後退の引き金になるのではと議論になっている。
また、財政制度等審議会の試算で、10年後には一般歳出の3割削減か 消費税率の21%への引き上げが必要になる、という 結果が表面化したことにより、個人消費委縮の恐れが強まったとのこと。
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国政の巨額赤字をどうするかが、バブル崩壊以降の政治課題となって久しい。 小泉内閣は「聖域無き構造改革」を旗印に進めてきているのだが・・・。
構造改革には「行政改革」と「財政改革」がある。 前者の代表は「特殊法人改革」や「議員削減」など。 そして後者は財政収支の健全化。行政サービスの見直しで歳出を抑えて、 国民負担増で歳入を増やす。つまりは「増税」の話である。
日本経済が停滞している間、まずは「行政改革」であった。 「行政」をスリム化させて歳出を減らすことがまず先であった。
そして昨秋、特殊法人改革が行われた。
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しかしだ、
特殊法人改革で、国民が一番望んでいたのは「天下りの見直し」。
ところが、特殊法人から移行した32の独立行政法人の理事長うち、 8割が旧特殊法人からの「横滑り」で就任しているのだ。大半は官僚OB。 なめんなよって話ですわ。
特殊法人とは異なり、国の保護外におかれる独立行政法人という新組織。 新しい箱(組織)になったが、中身(官僚)は変わってなかったのだ。
全く意味が無い。 本当に改革する気あるのか、と昨年から云われ続けている。
それ以外にも、 議員削減は進んでいるのか?(←官僚の反対で進まない) 三位一体改革は進んでいるのか?(←権限を減らされる官僚の反対で進まない) 道路公団改革は進んでいるのか?(←官僚がさせるわけない) 公益法人(財団法人・社団法人)改革は?(←やはり天下り先にしかならない) 郵政?、住宅公庫は?
つまり、行政改革は全く進んでいないのだ。
要するに、行政改革=官僚改革。 官僚を変えろ! そこが「聖域」の中枢だろうが!
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こうして、己の身を清めきれないにもかかわらず、 不良債権処理が進み、2年内のデフレ収束に目処が立って、 ようやく安定成長軌道に乗り始めたとか云われるや否や
「行政改革は色々ちょっとやりにくいし、財政改革やっちゃおうか?」 「そうだね、定率減税廃止から行きますか」 「そうだ、消費税はどのくらいアップすべきか、試算して根拠出しといて」 「あ〜でも、行政改革もちゃんと考えてますよって云っとかなきゃまずいよね〜」
先日、財政制度等審議会は、2005年度予算の編成方針を示す議会で まるで取って付けたかのように、 地方自治体定員の一段の削減を初めて明記すると云っているが…、
オマエらはじめから
絶対、増税のことしか 考えてないだろ!
順序が逆だ! 行政改革を成功させる方が先だろ!
巨額財政赤字ってのは、 無駄な公共事業、政府や公社・公団などの 胡散臭い半官半民団体が行ってきた、 だらしない財政運営がもたらしたもの。
あんたら政治家・官僚の改革がされないうちに、 何で、俺らが払う話(増税)が盛り上がってるわけ? あんたらの身の回りの無駄なモンを片付ける話が先だろーが?
経済回復の兆しとか聞いて、 すぐに国民の財布を狙うな!
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11/13 内閣府発表の七ー九月期国内総生産(GDP)速報で、 実質GDP(季節調整値)は前期比0.1%増、年率換算0.3%増。 四ー六月期から伸び率がさらに減速し、民間企業の設備投資も減少に転じた。 景気後退入りの見方はまだ少数派で、竹中経済財政相も「上り坂の中の微調整 という見方は変えていない」と言う。ただ景気が踊り場に来ていることは鮮明
12/4 財務省は3日、全産業の設備投資が7〜9月期は前年同期比14.4%増だった とする法人企業統計調査を発表した。3四半期連続で2けた台の伸び。 7〜9月期GDPの1次速報では、設備投資が前期比0.2%減と4四半期ぶりに マイナスに転じ、外需の失速とあわせ実質成長率を押し下げる要因だった。 今回の統計で、設備投資は実際には底堅い動きだったとの見方が広がっている。 8日に発表される7〜9月期の国内総生産(GDP)2次速報の上方修正要因となるが、 同時に算出方法が改められる影響もあり、実際にどうなるかは微妙な状況だ。
(asahi.comより要約)
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景気は回復してきたが、上記のニュースを見ても、 坂の途中なのか、早くも山の頂上なのか、判断が微妙な状況。 増税話で雲行き怪しくなって来ちゃったんじゃないの?
このタイミングで実施したら、橋龍内閣の二の舞だ。
04 12 04 t a i c h i
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