マダムマムアンの静かなる日々...まだむまむあん

 

 

再開 - 2006年08月18日(金)

もう一年以上、書いていなかった。
過去のものはすっかり削除して新たに再開。
日常生活に変化があったので、病気がハッキリと表に出てきた。
放っておけば、時間がたてば治るかな・・・と思っていたけど甘かった。

ストレスをどうしても避けられない状況というのがある。
年を重ねて「オトナ」として世の中を渡らざるをえなくなったからなのか、
色んな能力が衰えてきて「上手にかわす」ことが出来なくなったからなのか。
いずれにせよ、ストレスに弱い自分がここにいる。
そんな自分を責めてはいけない、とはよく聞くが、それでも責めてしまう。

病院へ行くのも勇気がいる。
勇気をふりしぼって、動悸と手の震えを我慢して辿り着いた最初の病院は
最悪だったな。
予約してあったのに、そんな状態で1時間も待たされた。
身体の不調に、どうしようもないイライラが加わったのは言うまでもない。

別の病院へ行く気になるまで1ヶ月ほどかかった。
その間、症状を周囲に隠し、なにげなく普通の毎日を送っているフリを
しなければならなかった。
それが、さらに病気を辛いものにしているのはわかっていても、家族には今も
話していない。

テレビなどで「鬱」の特集をよくやるようになった。
もっともっと大変な状態の人が沢山いる。
「鬱」といっても、解釈も広く症状もいろいろ。
引きこもってしまう人もいるし、何も出来なくなる人もいる。
仕事も家事も育児も・・・何もかも出来ない。
「怠け者」と言われ、自分でもそう感じてしまい、どんどん悪くなる。
いなくなってしまいたくなる。

そんな人の話を聞いていると涙が出てくる。
私の場合は、幸いなことに、その手前。
不安とパニック。
ごく一般的な、さして強くない薬の服用で日常生活をなんとか送ることが出来る。
ただし、その精神安定剤と睡眠導入剤がないとダメ。
服用量も自分で調節できるが、調節するために「翌日の予定」を思い描いた途端、
動悸が激しくなり呼吸が苦しくなる。

ごく軽い症状の部類に入るのだと思うが、それはそれで辛いものがある。
もちろん薬の副作用もある。
眠気ぐらいはなんでもないし、頭痛薬と併用しても問題はないので「頭痛持ち」と
しては助かるのだけれど、治療済みの歯が急に痛み出した時はビックリした。

行きつけの歯科医はとても丁寧に説明してくれた。
精神安定剤を服用していても、さらなるストレスと疲れがたまると、歯に来て
しまうことがあるのだそうだ。
へ〜、という感じ。
カラダでもココロでも、「病気」というのは、みな厄介だ。

私は静かで穏やかな毎日を送りたい。
それは、変化のない平凡な毎日という意味ではなく、あくまでも自分や自分の家族に
とって平和な毎日という意味。

生活していれば、困ること・辛いこと・・・そんなのは当たり前にある。
そんな時、妻として主婦として母として、笑顔で家族を支えてあげたいと思う。
笑顔が少なくなったことは、「仕事、大変だよね。」「学校(PTA)も大変だよね。」
というレベルで理解されている、とりあえず。

本当に、昔の自分のような「あっけらかん」とした笑顔は戻るのだろうか。
今よりもっと悪い病状になりそうな、そんな状況が自分のまわりにあるので、
マジで気が抜けない。それもまた、しんどい。

ストレスには弱いが、元来の性格なのか、そのストレスの原因となる状況に対して
怒りを感じている自分も確かにいる。
きっと根が「怒りっぽい」のだろう、ある面ではとても短気。

それと「バランス」。
これは自分にとって不可欠な要素だ。
自分でバランスを崩してしまっていることも認めるが、周囲にバランスを崩されて
いることも確かなのだ。だから怒りを覚えてしまう。
厳密な意味での「調和」ではなく、あくまでも「自分流のバランス」なので、周囲には
理解されにくいのかもしれない。
いわゆる「勝手な性格」。
ワタシが世界の中心、という人間。
だから、バチがあたってこの病気になったのかも?!
それならそれで、しかたないでしょ。









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