ヤカンテチョ
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2004年11月08日(月) バレエを観に

バレエを観に行ってきた。はす向かい教授の奥様に誘われ。初バレエ。
東京バレエ団@五反田ゆうぽうと。演目は白鳥の湖、主演はウラジミル・マラーホフと上野水香。

いやー、初めて見たけどとても面白かった。

まず第1幕。王子が出てきた時点で「あ!この人王子だ!」と分かるのがすごい。一人西洋人なのでそりゃ分かるといえばそうなんだけど。なんていうか、気品?台詞とか無いのにスゴイな。

第2幕。たしかここで白鳥登場。白鳥が王子に出会ってビックリして戸惑ったりするのだけど、まぁそんな芝居がダンスでできるものなのですねぇ。感心。そして上野水香にみとれる。群舞の人とプロポーションが違うよ。手足長い。

第3幕。舞踏会?色々な衣装の人が色々な踊りを踊っていて目に楽しい。黒鳥登場。バレエ漫画でも有名な黒鳥の32回転が、すっごいなぁ〜。回りながらつつーっとだんだん前に出てきていたのだけど、奥様によると「普通は軸足の位置がふらつくから、回りながら真っ直ぐ前に出てくるなんて、相当自信がないと出来ない」のだそうだ。成る程。凄ぇ。2回転もバンバン入っていたような。フリーレッグ(とは言わんだろうか)も高かったような?黒鳥が「だまされてやんの。アーハハハハー。」という風情で去ってゆくのが大変ツボです。素晴らしい。

第4幕。王子と悪魔の戦い。まあ、戦って、勝って、ハッピーエンドで、物語の粗筋は知ってるし、よく考えるとわりに単純な話なんですが、話自体に結構感動しました。こんな、ほんとに台詞とか無いのにちゃんと物語として人に伝えるって凄い。ううむ。素敵な体験でした。Yさん(奥様)、誘って下さって本当にありがとうございました。って日記は見てないと思いますが(笑)。

Yさんに熊川哲也のKカンパニーをむっちゃ勧められた。というかむしろ熊川哲也を。
観たい。


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