うちの雛さん
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2004年10月30日(土) |
雛さんとの出会い その2 |
この日、私と若旦那は賃貸物件の見学に出かけました。 なんと、1年くらい先だよね、と言っていた引越しを、 強行してしまおうとしていたのです。
猫飼いたい熱の症状は、 私よりも若旦那のほうに色濃く表れました。 にゃんこはうす見学から2週間。 若旦那はがんばりました。 物件を調べて、問い合わせをして、 あたりをつけて、内見の予定まで入れたのです。
猫の飼育可の物件数は多くはありません。 敷金が通常より高くなるなど、条件も厳しいです。 しかもこちらは出せる金額に(かなりの)限りがあります。 そんな中で、この日案内してもらった物件は、 私たちにとっての「当たり物件」でした。 案内してくれた人も、仕事のできる快活な女性の方で、 契約に臨む上での安心感がありました。 築年数が古いので、浴室が古めかしく、 そこだけが難点だったのですが、贅沢は言えません。 ペットの飼育条件も、猫一匹のみ可という珍しい設定で、 猫を飼いたい私たちにぴったりです。
もう決めるしかない、という追い風が吹いていました。 ただ、お金が足りません。 これまでの貯金で準備できる金額は50万。 足りないとわかっているからこそ、1年後だよねと言っていた引越し。 結局、足りない分は若旦那のご両親にお借りして、 1年で返済するということになりました。 私は訳あって頼れる両親もおらず、 今現在働くこともできないので、お荷物状態。 一言の文句もいわずにいてくれる若旦那には、 ありがたいなあ、という思いと、 申し訳ないなあという思いでいっぱいです。 来年1年は贅沢のできない生活になりそうですが、 若旦那がいて、猫がいる楽しい暮らしになりそうです。
いろんな人にありがとう。
追記:実は入居審査の申し出をした後、 浴室の改装の予定があることを知りました。 新しい浴槽と、全自動のお湯はり機能がつくそうです。 唯一の難点だった浴室が、 希望どおりの浴室に変わる気配。 ほんと「あたり物件」だったんだなあ、としみじみ。
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