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美容室では女性週刊誌、皮膚科で女性ファッション誌を読む。
その日の皮膚科は結構混んでいて、仕方が無いのでその辺にある 情報誌かファッション誌か、そう言った物を手に取る。
春のメーク。 アンチエイジング。 ○歳若く見える髪型。
中途半端な私の年齢。 雑誌はアンチエイジングを謳っていても 対象はもう少し若い女性のようであった。 よって○歳若く見える髪型も、その髪型自体がもう若いと言う悲劇。
それでも活字中毒なので、パラパラとめくって行く。
美輪明宏の黄色い髪の毛が目に入って来た。
ライトとか、メイクとか色々あるだろうけど、綺麗である事は 認めないといけないなと思う。 綺麗で居続けるってのも大変だろな。
テレビは観ないし、この人の著書も読んだ事はないのだけど 著作や発言から抜粋されたコーナーが組まれていたので目を通す。
「髪の色は風水で決めたのです」 ほお。 黄色いこれですね?
美とは、生きるとは、きれいになるとは・・・
綺麗になるのにはお手軽にお金だけかけててもダメと言う言葉と 若さは一時のもの、自慢するのも持て囃すのもおかしいと言うような 言葉が(うろ覚え)雑誌の他の企画内容と 思いっきりずれてて笑った。
が
「自分が愛する男は そのまま自分のレベルであると言う事をお忘れなく」 みたいな言葉にど〜〜〜ん。
これは当ってるかも。 この人、私がいなきゃダメな人だからって段階で ダメなそいつと同レベルって事だっ そりゃそうかもなああ。
人を愛する前に、立ち止まってもう一度、良く見て考えてみるってのは 悪くない習慣だ。 私なんかは特に。 打算とか そう言うのとはこれは次元が違うよね。
ちょっと勉強になった。 だけどあとは、納得するくらいで割と普通と思う事が多かった。
この方の言葉で行けば、私は女を磨いてなくて、カッコイイ人間では ないが、それは、まあ、いいと。 そこらまでは自分で許せたが
それは貴女もそのレベル★ 発言は痛いね。
ん〜〜。
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