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2005年03月11日(金) |
結局の所、インフル。 |
卒園式を8日後に控え、幼稚園ではインフルエンザが 嫌らしい猛威を奮っている。 バタバタと倒れる。そんな感じで非常に怖い。ほとんどがB型であるようだ。 去年も予防接種を打ったにも拘らず、家族で罹ったと言うお母さんの話しを聞いた。 重篤化しなかったのは接種の効果も少しはあったのかなと、そんな話程度だったのだが。 今年は明らかに様相が違う。流行時期の遅れと言うのもあるのだろうが、接種をした 子供さんも 軽く済んでいるらしいとは言え、罹る率が非常に高い。
息子が数日前から風邪の症状を見せ始めた。微熱があり、インフルエンザ検査キット ではマイナスと言う事で小児科では風邪との診断だった。 うちは恥ずかしながらちょっと過保護なのかも知れない。大きな行事を前に 体調が 悪い時は、まず休ませる。皆勤賞とは縁遠い。 そんな訳で、クラスの「お別れ会」の前2日は 微熱も直ぐに下がったが休ませた。 「お別れ会」当日は 風邪の症状があったが元気で、一日何事も無く過ぎた。 食欲もあるし、このまま治るかな〜と思ったら 翌日から熱が上がった。
そこで再び小児科へ。 キットの結果は100%では無いので異常があったら直ぐ来るようにと言われていたのだが それでも息子の喉を診て 「インフルエンザの喉には見えないから今日もマイナスなら、これは風邪だね」と 罹り付けのお医者さん。 風邪でも厄介な事に変わりは無いので「卒園式までには治さないと」などと話してから 検査を受ける。
結果は、今度はしっかりプラス。先生が頭を抱える。 「接種をしているから重症化しているお子さんは少ないんだけれど、逆にインフルエンザ 独特の症状が出ない事が多いの。熱の出ない子もいるし、喉が真っ赤まで行かない子も いるし、食欲があって元気な子も多い。だから学校や幼稚園に行って、うつして しまうんだよね。もう街中がインフルエンザって感じで」 息子の場合は「多分 初めからインフルエンザだったと思う」と先生。 「きっと遅めだけれど」と それでもタミフルの処方を受けた。
タミフルを効果的な時期に飲めば劇的に症状が改善する人もいるそうで、それでも 子供は「学校行っちゃ駄目よ」と小児科の先生の指導があるが、大人は下がったら 即、会社に行くだろう。熱が下がってからも3日〜一週間はウィルスが体内から 出ているそうである。そりゃ流行るわねえ。難しいところである。
息子は休ませられる限り休ませたい。要は卒園式に出られれば良い訳だし。 「お別れ会」と卒園児で水族館に行くという 記念行事には参加出来た。 ただ、その間にインフルエンザを人にうつしていないとは言えないな。 うつって来たとも言えるけど。 お互い様だけど、こんな時期は難しい。取り敢えず回復が間に合いそうな自分は ほっとしているが、卒園前日に熱を出す子とかもきっと居る筈だ。
それと私自身だ。謝恩会のキャンセルは2日前までなのだ。 一万円近くが戻って来なくなる。勿体無いから何としても出席したいのだ。 いや、お金だけの問題じゃないし。謝恩だから。ちょっとでもおかしな症状が あったら罹り付けの内科に行って「タミフルッタミフルッ」と騒いで来ようかな。 でも、私自身は元気になってもウィルスは出続けてるってか。
お互い様と言うには、みな今時期は忙しいからね。うつりたくないのと同じくらい うつしたくもないわねえ。
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