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2005年01月22日(土) 愛車ご帰還。


昨年末、車庫にこすった私の車。
免許とっておよそ5年、苦楽を共にして来た紺のマイ・ヴィ○ツ。
初乗りから数日後、花屋さんのコンクリ塀にいきなりこすった傷は自分で補修。
炎天下、数時間かけて「ぬ〜りぬ〜り」と塗っては拭いてスプレーしては拭いた。
「上手に塗れてます」と車屋さんにも褒めて貰った力作だ。

向かいに住む小学生がチャリで激突したバンパー、凹んでしまっている。
私は現場を見てはいないが、運の悪い事に彼は衆人環境で激突してしまったらしく
「おばさ〜ん」「奥さんっ」と近所の人が次々知らせてくれた。
でもね〜「ぶつけましたね?」とは行けないんだよね。余り付き合い無い家だし。
名乗り出てくれるのを待ってたんだけど、やっぱり言えないんだろうね。
その子、何度も何度もこっそりうちまで来て、車を確認して行くんだよね、かえって
なんだか可哀想な事した。

腹が立つのは大型スーパー駐車場で隣りに止めてた奴だ。向こうがドアを開けた時
微かに衝撃があったんで「あ」と思ったんだよね。だけどこちらのドアを確認
してから歩いて行っちゃったから何も無かったんだろうなと思って降りてびっくり。
ばっちりキズが。
背広来ていい年した普通のサラリーマン。こっちが乗ってるの目線で確認して行っちゃうん
だからいい度胸だよ。向こうが確認している物をこっちも慌てて降りるのは これ見よがし
かと思って少し経ってから降りたから見失った。この馬鹿の付けた傷があるから
大抵の事は最早気にしないつもりだったがそれでは済まない大傷を作ってしまった。ちっ

結果、板金では間に合わんと言われる。とほほほほ。「車両保険使いますか?」
何となく保険って使うのは勿体無いと思っている私に車屋さんは説得する。
「・・・じゃあ、これとこれも保険で治して下さい」
「同じ事故の時の傷では無いと別扱い、それぞれに3等級下がります」
それも知らない私。「・・・じゃあいいです。一個だけ直して下さい」
「あっ、お客様車両保険入ってませんよ」 え?
「ですから車両保険は使えません。でもこれで迷う事はなくなりましたね」
とほほほほ。

代車はヴィ○ツの白。タイヤはバリバリ新しいしサイドブレーキもばっちり効きが
良い。これで事故るなと言う事か。CDが付いてなくて音楽はカセットでしか
聴けないが文句は言え無い。そんな事より慎重に運転しないとね。

車庫に入れると親が驚いて立ち竦んでいる。弟が帰って来て自分の車を勝手に
車庫入れしているのかと思ったと言う。
「あの子のはプリメ○ラだよ。全然違う、大きさがまず違う」
「いや、同じに見えた、白いから」我が家はすべからく車に疎い人々ばかりだ。

1週間後マイ・ヴィッ○無事帰還。やっぱり嬉しい。こすったドアはピカピカ新品だ。
だけど やっぱりあちこち凹んでいるし、傷だらけなんだけどね。
まあいいや。



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