もうちゃ箱主人の日記
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2010年08月26日(木) 庭園美術館


  



頂いたチケットで  (実は図録も頂きました。……(^^;))
家内と一緒に、東京都庭園美術館で開催中の
「没後25年 有元利夫展 天空の音楽」に行って来ました。 (^ω^)


    暑かった。。。。

  庭園美術館に伺ったのは二度目です。以前行った時は、雨の日だった。
  建物が素敵ですね。結構質素な作りのところもあって、金にあかせて作ったという
  感じでないところに好感が持てます。
  それと、各部屋の暖炉がいいですね。大理石が薄汚れていたりして、実際に
  使われていたという感じがあふれてます。
  先日観たミツビシの美術館で感じた違和感がこれです。
  あそこの各部屋に真新しい暖炉が置かれていましたが、なにかプラスチックらしく観え
  フェイクさに安っぽさを感じました。
   (もし本物の大理石だったのなら申し訳ない。眼力不足をお詫びします) 



   


頂いたから褒めるわけではないが、
最近 展覧会図録が重厚長大化しておる折り
今回の図録は、とても こじゃれていると思いました。

A5版、128頁、簡易な箱入りで
第三者による解説は、冒頭の千足先生と、巻末の奥様の文章のみ。
他は、作品ごとにそれふさわしい作者本人の文章をセレクトしたものが
掲載されています。
(冒頭の千足先生のエッセイがとても充実したもので、興味深く拝読しました。
  機会あれば、是非ご一読頂きたいと思います。
     私宛、メール頂ければ、コピ−をお送りします)


今回、晩年(といっても、まだ36、7歳!)1983年の作品を
何点か拝見し、画風が透明感あるものに変わってきたように
思いました。
夭折の画家の宿命にように感じました。




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@美術館サイトから
> 没後25周年 天空の音楽 有元利夫展 
会場 東京都庭園美術館  
会期 2010年7月3日〜9月5日
  10:00−18:00

フレスコ画のような優しい色合いの絵肌。画面に登場する不思議な人物。
いつ、誰が描いた絵なのでしょうか。

この絵を描いたのは、有元利夫という1970年代半ばから85年にかけて活躍した画家です。
西洋のフレスコ画と日本の仏画の影響を受け、洋画でも日本画でもない、独自の表現世界を切り拓いた画家として一世を風靡し、これからの活躍を期待されるときに若くして亡くなりました。

ジャンルや時代の流行にとらわれずに自らの「様式」を作り出した有元の作品には、作る喜びや表現することの楽しさがあります。有元の作品とじっくり向き合う静かな時間をお楽しみください。

http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/arimoto/index.html


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@Webの 展覧会レポート から
> 東京都庭園美術館『没後25周年 有元利夫展 天空の音楽』 (2010.07.07)
   会場内写真あり



「ロマネスクな異色新人」としてデビューし、「画壇のシンデレラボーイ」とも呼ばれた有元利夫(1946〜1985)は、38歳の若さで世を去りました。西洋のフレスコ画と日本の仏画に共通点を見いだし、岩絵具や箔などの技法を用いた古色を帯びた独特の画風は、今なお人々を魅了し続けます。東京藝術大学の買い上げとなった卒業制作《私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ》(連作のうち5点を出品)をはじめ、画家の登竜門ともいわれた安井賞を受賞した《室内楽》や、作家としての転機となった《花降る日》などの代表作を多数展示します。自らも作曲を行った有元の絵画には、音楽が漂うような独自の絵画世界がひろがります。本展では本画のほか、版画、彫刻などもあわせて展示し、遺愛の品や写真資料なども加え、作家の人となりや制作の背景にも迫る、画家有元利夫の回顧展です。


1970年代半ばから85年にかけて活躍した画家・有元利夫。38歳という若さで逝った有元の作品は、フレスコ画のような優しい筆致、独特のやわらかく不思議な登場人物や世界観で人気を博しました。今も尚、作品の強烈なインパクトで惹きつけてやまないその魅力を、没後25年という括りの年に回顧します。

東京藝大デザイン科に在籍していた有元は、渡欧先でイタリアのフレスコ画に出会いました。日本の仏画と共通点があることを見出し、岩絵の具を用いて絵画を制作するようになります。卒業後、デザイナーとして電通に勤めながら制作した「花降る日」(1978年)が新人の登竜門であった安井賞の特別賞を受賞したことをキッカケに、画業に専念します。安井賞には特別賞という枠はなく、その斬新な手法が受賞審査の際に賛否を呼び、特別賞という異例の受賞となったのでした。

本展では、38歳で亡くなるまでの代表的な作品に加え、有元の人となりを感じることのできる隠れた作品たちも多数展示されています。「花降る日」や1981年に安井賞を受賞した「室内楽」、藝大の卒業制作として描き話題となり、大学買い上げとなった「私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ」などが並ぶ一方で、“手作り”にこだわっていた有元が作った、趣味のリコーダーを入れる箱なども展示しています。また立体作品からもその不思議な空気感は健在で、一貫した世界観を楽しむことができます。

同館の屋敷としての厳格な雰囲気は、本展の出品作品とリンクしています。時空を超えて迷い込んだかのような独自の時間が流れる展覧会会場に一歩入ると、死して尚輝き続ける作品のパワーに圧倒されます。8月14〜20日は夏休みということで、開館時間を午後8時まで延長する「夏の夜間開館」も実施。夜の美術館では、また異なる展覧会の雰囲気が味わえることと思います。

http://www.museum-cafe.com/report/3196.html


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帰りは、家内に駅ビルで待っていてもらい」
 (家内は肉を食べないので)
久々に(30年ぶり) 「とんき」でトンカツを食べてきました。
  このことは、また明日にでも、、、   (^ω^)

また、この時
お店で朝日新聞夕刊を読ませて頂きました。
オザワさん(指揮者でない方)、いよいよ
代表選出馬を決意されましたね。
  このことも、いづれ、、、    (^ω^)


もうちゃ箱主人