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2005年06月18日(土) クローバー?スミレ??


週末着物、はじめての単衣です。
買った時は、クローバー柄♪と喜んでいたのですが、
冷静に見ると葉っぱがちょこんとついています。





もしや、スミレかな…??

甘い感じの絵柄だけど、稲妻柄が全体を引き締めています。
シアン、マゼンダ、イエローは、なんの3原色だったかしら…
グラフィックデザインのレベルの高さにため息。

今日のコーディネートは、スミレ柄の単衣銘仙と
京都の唯屋さんでいただいた半幅帯。金茶系の帯揚げと丸ぐげ。
半襟は、古布(絽に紫のぼかしと桔梗)。




きょうは、銀座におでかけ。
銀座松坂屋の「田中翼 昔きものコレクション」と
アンティークモール銀座の「夏着物と夏のハギレ」を堪能。

田中翼コレクションでは、きちんと着付けされたボディが並びます。
熱帯魚柄の絹紅梅に、ポップな水玉の帯の組み合わせが絶妙。
ここまでピッタリくる組み合わせは、なかなかないのでは?
水面柄の着物に白鳥の帯…など光景を眺めているような組合せ。
いままで、季節や色、柄なんかをボリュームで見ていたけれど、
このあたりは、ロマンチストの男性ならでは。

でも…どうせなら。

コレクションではなく、街で着られている素敵な布に
出会いたいと思ってしまいました。

アンティーク着物の一番の魅力は、物語性だと思う。
デザインはもちろん、現代まで受け継がれた布の辿る道すじとか。


アンティークモール銀座での夏着物コレクション、
今回の展示の目玉(?)桃柄の銘仙はすでに売れてました。
びっくり、6万円ぐらいしたはず…。
とても買えないけれど、ひとめ見たかったです。
あ〜あのインパクトのある柄を着こなす方、出会いたいものです。