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運命これに逆らうものは、後ろに乗せ。 沈むものは、引きずっていく。
運は、誰の前にもやって来るんだ。 その運をつかめばいいんだ。 運をつかめない人は、 下を向いたりよそ見をしていて、運をつかめないんだ。
徹子の部屋は、今日、森繁久彌さんの追悼番組でした。
私、 なーんかわからないけど、 森繁さんが、好きでした。 ちょっと、死んだじーちゃんに似てたし。
徹子の部屋で、森繁さんが「萩原朔太郎」の「利根川のほとり」を朗読 してました。 森繁さんは、シェークスピアとか世の著名な作家の名言、名セリフを たっ〜くさん覚えていて、蕩々と朗読できたそうです。 徹子の部屋では「利根川のほとり」を、さらっと朗読してくれました。
それがまた、心にしみて…。 徹子さんも、感動で涙ぐんでいました。
忘れないように、ここに残しておきます。
年齢が進むにつれ、命の大切さ、愛おしさが、深くなります。
利根川のほとり
きのふまた身を投げんと思ひて 利根川のほとりをさまよひしが 水の流れはやくして わがなげきせきとむるすべもなければ おめおめと生きながらへて 今日もまた河原に來り石投げてあそびくらしつ。 きのふけふ ある甲斐もなきわが身をばかくばかりいとしと思ふうれしさ たれかは殺すとするものぞ 抱きしめて抱きしめてこそ泣くべかりけれ。
この詩を、思い切り私の解釈で。 ここを読んでいる方々の、お叱り・軽蔑も、もろともせず。
昨日、また、川に身投げしようと決心して、 利根川のほとりをさまよってみたけれど、 あまりにも川の流れが速いので、 あんなに川の流れが激しいと、 私の嘆きをせき止める事はできないんだな〜と、 そんな風に理由をつけて、身投げする事を諦め、 それでも、身投げしたいと思う心は持っていたので、 利根川の川原に来ることは来て、石を投げて遊んで時間をつぶし、 いてもいなくてもいいような自分を、 こんなにも愛しいと思う、生きている事のうれしさ。 どうして自殺などするものか 我が身を抱いて、抱いて、泣くのです
「たれかは殺すとするものぞ 抱きしめて抱きしめてこそ泣くべかりけれ。」
ここ、うまく解釈できない。
WEBで検索したら、あっという間にわかるんだろうな。
あえて、わからないままにおいておこう。
もう少し、私の人生は残っているはずだから。
森繁久彌さんのご冥福を、心からお祈り致します。
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