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■ 日常生活の始まり
なんだかんだ言いながら三日四日と家で仕事した。自分の部屋に引きこもり、音を消したテレビをつけて、買ったバッカのボーズのスピーカをガンガン鳴らし、三台のPCと睨めっこ。会社で仕事しているよりも一見デキルお父さん。でもその一台は年末年始に撮ったホームビデオの編集。留守録はできないケンド編集はチョイ自信あり。クライアントのデータベースをいじくりながら「このシーンは最後に持って行ってBGMはこれにしよう」ナンチャッテ惚れ惚れするくらいのスーパーお父さん。おかあさん!おいしいコーヒー入れて頂戴!居眠りも思いのまま。在宅勤務も良いモンだ。
昨晩、旨い泡盛を飲み過ぎて二日酔い気味の今朝。ウヘ、、今日から会社だ。行きたくなねぇな。 寝ぼけ眼で「おいら引退して良い?」 かあちゃん「だめよ。お父さんが家にいるとうるさくてしょうがないから会社へ行って!」 暫くしてかあちゃん「お父さん引退して良いよ。今日から止める?」 お父さん時計を見る。 「ヤンベエこんな時間だ!かあちゃんおいらの服出して早く早く、遅れるよ!」
かあちゃんのお見送りを背中に受けて、鞄をフリフリ、いざ出勤!振り向くと未だかあちゃんの姿。サブイから早く家に入りな。投げキッスなんて、、、かっこわるいからヤ・メ・テ!
人身事故で山手線が大幅に遅れています・・・オイオイ正月早々冗談じゃネェよ そんなわけで一駅も座れずに有楽町へ。 いつもの珈琲屋さん、いつもの珈琲頂戴って言おうとしたら、いつものお姉様が居ない。「小さい珈琲一つ、持って帰ります」
ずるずる珈琲を啜っているうちに、我が社名物長〜い朝礼の始まり。頭の中は昼は何を食おうかな? こうしてお父さんの日常生活が始まった。
引退も在宅勤務も先送り。もう少しヘナヘナになったら考えよう。今のところ自称超スーパーお父さんだから自信が無くなったら考えよう。 家に帰ってぶつぶつ文句を言っていたいから。いつもの珈琲を注文できないから。銀ブラできないから。銀座のお姉様を観察できないから・・・・引退も在宅勤務も先送り。
第一、在宅勤務家庭内オフィースラブなんて聞いたこと無ぇもんね。
2005年01月05日(水)
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