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■ 晩酌
三日間連チャンで飲みに行くことになるから、金曜日は家にいて今晩花子で飲まない? と言うことでおばちゃんのところで飲む。 お父さんは手酌でぬる燗をチビチビ かちゃんは焼酎の水割りをグビグビ かあちゃん「ゆり根を食べようか?」 お父さん「ゆり根は花の根でしょ?嫌いだ。食べ物じゃない」 お父さん、カウンターに置かれた植木鉢を指さして「この花の根っこを食べる気になる?」 かあちゃん「それとこれとは違うでしょ」 お父さん「穴天、下さ〜い」 オバサン「は〜い、穴天一〜つ」
そろそろお開きにしましょうか。でも大きな穴子が二つほど残っていますね。 お父さん、少し声を大きくして、この穴子をどんぶりにしたら旨いでしょうね・・穴丼食いたいですねぇ〜 お店のお姉様1「お作りしましょうか?」 お父さん「ヲッフォッフォ・・出来ますかぁ?お願いします」
旨かったです、穴丼。ごちそうさまでした。今日は我が侭言い放題でゴメンチャイでした。 本当にお開きにしましょう。そう言えば半分ほど残っていた焼酎はほとんど空ですねぇ。 何?本日はかあちゃんの奢り?ヲッフォッフォ。土曜日の夜はお父ちゃんシトリで晩ご飯食べるからその代わりよ。なるほどねぇ。かあちゃん、勘定払うなりすたこらさっさ。
お父さん「ちょいと待ってよ、コートを着るからさぁ・・ヒック」 お店のお姉様2がコートを肩にかけてくれた。ヲッフォッフォ。 お店のお姉様2「お気をつけて行ってらっしゃいませ」・・とは言わなかったね。
2004年12月16日(木)
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