ET日? 【周期15日目】 - 2004年11月19日(金) 今日は、病院だ。採卵の結果を聞いて胚分割していたら、ETの日。 琴夫も今回は、「卵元気かな〜」とか「結果どうかな〜」とか 昨晩から今朝にかけて3,4回は話していた。 ホント、前進してみたいよねぇ。 今行っている病院は、結果を電話で確認することが出来ない。 それでもってトイレも我慢していかなきゃいけない。 これがなかなか塩梅が難しく、限界ギリギリでもいけないし、 膀胱にたまっていないと、時間をおいて、待たされるらしい。 今から、何時間後にリミットとなるのか実験しとこっと。 今日は、仮病を使って会社を休んだけれども、まだお掃除もしないで ネットみたり、ぼやぼやしてる。 あ〜、でも郵貯解約してこないと・・・(涙) もう、治療費用の資金が無いのですもの〜〜。 私の退職金がドンドン減って行くぅ〜。 でも、こういうお金の使い道に使えてよかったさ。 洋服買ったり,いつのまにか減って行くっていうのも淋しいものがあるもんな。 さて、午後はお掃除して夕飯準備して病院へ行くとしよう! ^^^^^^^^^^^^^^^ 病院から帰ってきました。 受付を済ますと、「琴さん、お小水はたまってますか?」と聞かれた。 (や、やったぁぁぁーーー!!) ETができるという合図となったその言葉。 ロッカールームの中で、 「先生とまだ話していないけど、移植できそうだよ」 っと琴夫にメール。すぐに 「やったね!」 と返ってきた。琴夫も仕事中きっと気にしていたに違いない。 先日採卵の時、私より前に同じく採卵をしていた患者さんが、 ちょうどETが終って安静室にいるようだ。 そして、診察室に入ると、先生は、 「3個採れたうちの、一つが4分割でG2の受精卵になりましたよ。 今日ETしますからね。」 う、うれし〜い。フラグメントはあるものの、二人の細胞が分割したんだ! 一歩前進したことが何より嬉しかった。 残りの1つは空胞で、もう一つはサイズが小さかったようで変性卵となった。 う〜ん。私はやっぱり、少し誘発してもあまり反応がよくないのだろうか。 2回続けてこの状態なんだったら、完全自然周期でもいいってことなのかしら? って思ったけど、聞かなかった。とにかく1個ETできるのだ! 今まで入った事のない移植の部屋に行く。なんか暗くて不思議な空間。 膀胱の状態は(笑)限界ギリギリって程でもないけど、 来る間に小さいペットボトルを一本飲んだので、ホドホドって感じ。 おなかの上からエコーで診ると、子宮の様子がわかる。先生は、 「琴さん、なるべく楽しいことをかんがえてねぇ〜。力いれないでねぇ〜」 なんて、言ってくれる。 そして、そーっと卵ちゃんをおいて、これもちっとも痛くなくあっけなく終了。 モニターをみていると、なにか小さい白い点が入っていったけど、 これがたまごちゃん?? でも、目に見えないくらい小さいはずよね〜。どうして、見えるんだろ? などと考えているうちに、「うつぶせになってくださ〜い」 と看護師さんに言われる。 言われるままにうつぶせになると、なんとお尻に注射。 は、はずかし〜。 よくすることなのかもしれないけど、初体験だったので恥ずかしいわ。 看護師さんに、モミモミしてもらって、 その後、うつぶせの体勢のまま1時間安静にしていなくてはいけないらしい。 (ゲゲッ・・このままの体勢で1時間??) 私は、すっかりETが終ったら10分やそこらで動けるのかと思ったよ。 それに、前にETした人は、安静室にいたし〜。 ま、でもそんなに限界ギリギリまできてる状態でもないかな?と思い、 比較的余裕で「どーぞ着床しますよーに」っと祈ってみたりしていた。 診察室の隣にあるこの部屋にいると、かすかに問診の声が聞こえてくる。 比較的皆さん、笑い声が聞こえたり和やかな雰囲気なんだなぁっ と思いつつ聞いていると、先にETをした人が入ってきたようだ。 彼女も今回初ETだったようで 「1個だけれど、ETできて前進出来た気がして嬉しい」 というようなことを言っていた。 皆思いは、一緒よね・・・どうか、皆に赤ちゃんが舞い降りますように・・・ と、うつぶせで裸の下半身にバスタオルをかけられた状態・・ という情けない図でお祈りした。 ところが30分、45分時間が経つに連れ、 先ほどのペットボトル分のお茶が、私の膀胱に降りてくる。 ひぇ〜〜〜!もう我慢できないぃぃ〜〜〜!! 限界状態は、予想以上に急激やって来た。 手の甲をつねってみたり、体勢を斜めにしてみたり、 とにかくじっとしていられない。 こ、、これはなにかの拷問ですか・・・・ ETのために時間を空けているのか、患者さんはいないようで、 看護師さんと先生はなにやら関係のない雑談をしているのが聞こえてくる。 な、何を悠長に!は、はやく〜〜〜〜〜もれるぅぅぅ〜 最後の10分の長かったこと長かったこと。 うつぶせだから、体重がかかって益々限界。しゃれになりません。 意識が遠のきそうで息も絶え絶えになった時、やっと看護師さんが来てくれた。 勿論トイレに直行したものの、せっかく移植したのが 出てきてしまうのではないかっと不安になる。 ま、そういうことはないんでしょうけど。 診察室にいくと、先生は、 「余り期待しすぎないようにね。初めてで成功する事は少ないから。 僕も判定日が一番気を使うなぁ。あ、でも少しは期待してあげてね。難しいね(苦笑)」 うん、確かに難しい。でも、前進出来ただけでも嬉しいよ、今は。 そして、注射や判定日の予約を取って、無事終了。 はぁ〜〜、本当はもっと移植した後、いろいろイメージしようと思っていたのに、 私の頭の中はひたすらトイレトイレトイレだったよ・・・。 家に帰り、夕食は簡単な鳥団子鍋♪ 琴夫もETできたことを大変喜んでて、まだ卵ちゃんを一個お迎えしただけなのに、 「男の子だったら・・女の子だったら・・・両家の母はどんな風になるだろうか・・・」などなど、語った。 つい話しがはずんでるうちに琴夫は赤ワインを一本飲みきってしまったよ。 のみすぎ〜。 でも、こんなに楽しく子供の事を語り合ったのは始めてかも。 やっぱりプレ妊娠気分で気持は軽くなるな。 撃沈したら・・っと思うと期待しすぎるのは恐いけど。 でも、今はこの卵ちゃんを沢山期待してあげよう。 落ち込むのは、はっきり分かった時にとことん落ち込めばいいさ。 琴夫にお布団敷いてもらって、お皿も洗ってもらって、早速夢の姫生活♪ こりゃ、やめられません。 -------------------------- 本日の治療費:53600円 内訳:ET,注射、プラノバール(13日分)処方、補中益気湯処方 ...
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