今日はアキコが写真を撮らなかったので、前に撮った写真で日記を書くように言われた。 ボクはオリコウな犬なので(ビスケットが欲しいので)アキコの言うことはきくのだ。
今日の写真は8月2日のスイカの写真なのだ。 今ではふわふわの猫のフリをしているスイカも、拾われたばっかりの頃は顔が目ヤニだらけでみすぼらしい猫だったのだ。 クローバーの葉っぱと大きさを比べるとかなり小さい。 拾われた時は193グラムだったらしい。 (2キロまでは体重を量ったが、その後ハカリに乗せると暴れるのでそれ以降の体重は量れなくなってしまったらしい。) 今では2キロを超えているのだ。
ボクは獣医さんの紹介でボスとアキコのところに番犬としてやってきた犬なので、立派な紹介状付きの雑種である。 ちなみに体重は10キロである。 紹介状付きの犬なのだが、本当は近くのダメダメ飼い主がたくさんの犬を野放しで放置しているので、それを見かねた獣医さんが犬がほしいという人を見つけて少しずつ里親のところに送り出しているらしいのだ。 ボスとアキコのところに来たばっかりの頃、ボクもお腹に虫がいて虫下しの薬をもらって飲んだのだとアキコが言っていた。 ちょうどボクが生まれた頃にボスとアキコが「鶏用の番犬が欲しいからオスの犬を1匹紹介してください」と獣医さんに言わなかったらボクは今でも野放しの虫がいる犬だったかもしれないし、もっと別の飼い主のところにいたかもしれないのだ。
人と動物の出会いは本当に不思議なのだ。 ボクもスイカも縁があってボスとアキコのところにこうしているのだ。 スイカとボクはいつもボスとアキコの愛情の取り合いでライバル関係にあるが、そんなことを考えるとスイカとも仲良くしなければならないと思う。 うん、やっぱりボクはオリコウな犬なのだ。
↓8月2日のみすぼらしいスイカ
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