ネス湖という湖にはネッシーという有名な恐竜が住んでいるらしいと風の 噂に聞いたことがある。 しかし、驚いたことに今日、ボスの家の畳の上でタタミッシーが発見され たのである。
タタミッシーはとても小さな恐竜で、頭に赤い王冠をかぶっているのだ。 動きも恐竜とは思えない動きなのだそうだ。 首を伸ばして下ろし、首をΩの形に曲げたかと思うと体を頭のそばまで持 ってきて、また首を伸ばす、という不思議な動きをするのだそうである。 まるで物の長さを測っているような動きで、「尺取り恐竜」と呼んでも良 いような動きだそうである。
ボスの畳の上で発見されたタタミッシーは、さんざん写真に撮られた後、 アキコにつかまって、ボクの小屋の近くの草の上にポイっと捨てられてし まった。 こんなすごい発見をしたのに世間に発表せずにボクにだけ教えてくれると は、アキコもなかなか謙虚なところがある女なので、ボクが代わりに日記 で発表することにしたのだ。
アキコ談:ただの尺取り虫です。 尺取り虫の後ろ足(?)4本の見事さには驚きました。 気持ち悪い写真なので、虫が嫌いな人は見てはいけません。 興味のある方はこちらを見てみてください。
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