ゲンゾー日記
2006年11月21日(火)  ヤマユリの種 

今日は晴れてとても気持ちがいい日だった。
ボクが庭のベッドの上で気持ちよくひなたぼっこをしていると、アキコが
野草を見に行こうとボクを誘ったので、ボクは大喜びで散歩に出かけた。

いつもとは違う山沿いの道を歩いていたら、ヤブの入り口でヤマユリの種
を見つけた。
ヤマユリは枝分かれしてたくさん花を咲かせるので、種もたくさんついて
いた。

ヤマユリの種は熟れて入れ物が割れ、レースのようなものが見えていた。
太ったアキコがレースのついた洋服を着たらこんな風になりそうである。
入れ物を上から覗いてみたら、中に驚くほどびっしり種が詰まっていた。
風で入れ物が揺れると中から種が少しずつ飛び出す仕組みなのだ。

ヤマユリがこんなにたくさん種をつくる植物だとは知らなかった。
これだけたくさんの種が落ちたら、もっともっとヤマユリがたくさん生え
てヤマユリ畑ができそうなのに、ヤマユリ畑ができないのはなぜだろう。

アキコはこの種を採って、庭にヤマユリ畑を作るのだと言っていた。
ボクの庭がヤマユリ畑になったら嬉しいけれど、果たしてヤマユリ畑はで
きるのだろうか。


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