この写真はオヒシバである。 これはボクの巣に違いないのだ。 今ボクがいる庭には雑草と言われている草がちっとも生えていないので、 ボクは巣に寝ころぶことができないでいる。 きれいに手入れされた庭は気持ちがいいけれど、たまにはフサフサのボク の巣に寝ころんで空を眺めてみたい気もする。
ボクの巣のオヒシバに穂がついたのは、きっとしばらくボクが寝ころんで いないからに違いない。 ボクの巣はボクがいないのをいいことに、フサフサを通り越してガサガサ に成長してしまっているのかもしれない。
いつもはオヒシバの穂など気にせずにゴロンと巣に寝ころんでいたボクだ が、こうして写真を見るとオヒシバの穂はなかなかきれいな形をしている のだ。 ときどきアキコがボクにクローバーのカンムリを作ってくれていたので、 庭に帰ったらボクがアキコにオヒシバの穂でネックレスを作ってあげよう かな。
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