この頃散歩に出かけたボクを悩ませているのは写真の植物「オヤブジラミ」 である。 こいつは散歩の時にボクが草むらにガサガサ入ると必ずどこかに潜んでい て、茶色い丸い種をボクの体いっぱいにつけるのだ。
他の植物の種と違って、こいつの種の引っ付き具合はとても強力で、体に つくとなかなか取れない。 アキコがヒマな時は1つ1つほぐしながら丁寧にそっと取ってくれるのだ が、忙しい時には面倒くさがって一気に取ろうとするので毛が引っ張られ てとても痛いのだ。 草むらにガサガサ入る時のボクは非常に男らしく勇ましいのだが、この種 を取ってもらう時のボクはちょっぴりくじけそうになるほどである。
でも「こんなに痛いならもう草むらには入らないぞ」と思うのに、次の日 になるとすっかり忘れてまたこの種をくっつけてしまうのはなぜだろう。
「オヤブジラミ」は「ヤブジラミ」の仲間らしいが、「オヤブジラミ」の 「オ」というのは一体何なのかもちょっと気になる。 「オヤブジラミ」の「オ」は「ラ・フランス」の「ラ」みたいなものだろ うか。
「ラ・フランス」の「ラ」とは違うと思います。 アキコ
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