今日、ボクは土手で小さい花を見つけた。 これはフラサバソウという名前の、とっても小さい花なのだ。 どのくらい小さいかと言うと、花の直径が3ミリくらいしかない 花なのである。
毎年、早春に真っ先に花を咲かせる花だが、とても小さい花なの で、背の高い人間にはなかなか見つけられない花なのだ。 いつも花に気が付かないアキコのために、ボクが見つけて教えて やるのである。
フラサバソウはもともと日本の草ではなく、ヨーロッパやアフリ カからやって来て日本に根付いた草らしい。 名前は発見者であるフランスの学者、フランシェとサヴァチェと いう2人の名前からとったものらしい。
フラサバソウという名前は日本的ではないとは思っていたが、ま さかフランス人の名前からきているとは知らなかった。 フラサバソウ殿、というのはちょっと合わないようなので、フラ ンスらしく「ムッシュ・フラサバ」と呼ぶことにしよう。

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