ゲンゾー日記
2006年02月02日(木)  タネツケバナ 

この日、ボクは田んぼでタネツケバナが花を咲かせているのを
見つけた。

ボクが散歩の時に何かの植物を見つけてアキコに教えてやると
アキコはいつもその花の名前や由来を本で調べるそうである。

アキコが持っている野草の本は春夏秋冬に分かれていて、その
季節ごとに植物が分かれているのだそうである。
ここのところずっと「冬」の本ばかり見ていたのが、タネツケ
バナを調べようとしたらタネツケバナが「春」の本に載ってい
る植物だったのでアキコはとても嬉しかったのだそうである。

「春」の本に載っている植物が花を咲かせ始めたということは
やっぱりもうすぐ春なのである。
この話を聞いて、ボクもとっても嬉しかった。

タネツケバナが咲いたことを知ってのことかどうかは知らない
が、裏の田んぼでゴトゴトと作業をする音も聞こえてくるよう
になった。
農家のおじいちゃんが田んぼの準備を始めると、もうすぐカエ
ルが鳴き始めて、どんどん春になっていくのである。
暖かい春はもうすぐそこまで来ているのだ。


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