ボクの散歩道にあるミツマタにつぼみがたくさんついていた。 ミツマタというのは和紙の原料にもなる植物で、枝が3つに 分かれて育つからミツマタというのだそうである。
今はまだつぼみなので、ビロードのように柔らかいつぼみが 下を向いて垂れ下がっている。 つぼみはフワフワした毛に覆われていて、触るととても気持 ちがいい。
暖かくなると、このつぼみの先にたくさんの黄色い花が咲く のだが、ミツマタの花もつぼみと同じように下向きに咲くの だそうである。 和紙の原料にもなる植物ということで、控えめで古風な日本 の女性という感じがする。なかなか良い。
ミツマタのつぼみの下で昼寝をしたら、ミツマタのささやき が聞こえてきそうな気がする。 花が咲いたらぜひミツマタの花の下でお昼寝をしてみたい。
ちなみにつぼみの下で昼寝をすると、シャワーをかけられそ うなので、昼寝は花が咲いてからにしたい。
|