ゲンゾー日記
2005年12月23日(金)  フユイチゴ 

今日、ボクはボスとアキコと一緒に昔住んでいた山へ行った。
ボスとアキコは石けんに使うヨモギという草を採るのだと言っ
ていた。
しかし、今日のヨモギ採りはすぐに終わってしまった。
なぜならアキコがフユイチゴを見つけたからである。

フユイチゴというのは蔓性のキイチゴの仲間だそうである。
夏の間は地面を地味に這っているのだが、冬になると写真のよ
うな真っ赤な実をたくさんつけるのである。

フユイチゴを見つけたアキコは「今日はヨモギ採りはやめて
フユイチゴ狩りにします」と宣言し、フユイチゴをせっせと
集め始めた。
「ヨモギも採っておかないと」と言っていたボスであるが、
すぐにヨモギ採りをやめてフユイチゴ狩りに参加した。
なぜならヨモギ採りよりもフユイチゴ狩りの方がずっと楽し
いからである。

ボスとアキコはたくさんのフユイチゴを集めた。
そしてみんなで一緒に山の枯れ草の上に座って、集めたフユ
イチゴを食べた。

ボクもフユイチゴを食べさせてもらったので、ボクは大満足
である。
フユイチゴは赤くて甘くてとってもおいしかった。
今日はテンノウという人のタンジョウビらしいが、テンノウ
さんでもこんなおいしい実は食べられないだろう。


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