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今日、ボクはアキコと一緒にヤギを見に行って来た。 ボクは散歩の時にウシを見たことはあるが、ウシは大きくて とても怖かった。 でも、ヤギは大きくないと言うので見に行くことにしたのだ。
ボクはクルマに乗って窓の外を見ているうちに、ヤギのこと など忘れてしまっていた。 クルマを降りて草がたくさん生えている道を歩いていると、 散歩を楽しんでいるような気分になった。
ボクは知らない道の散歩でとてもご機嫌だったのだが、草む らから急にヤギが顔を出したので、とてもびっくりしてしま った。本当に突然草むらからヤギが出てきたのである。
アキコはヤギのことを勝手に「ヤギオ〜!」と呼んでいた。 これはアキコが勝手につけた名前である。 ヤギオはボクに気づいて、こっちに出て来なかったが、顔を 見るとニコっと笑っていた。
アキコは「ゲンゾーもヤギオも笑ってる!」とご機嫌だった が、ボクにはわかる。 ボクもヤギオもお互いとても怖かったのである。

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