2005年11月11日(金) |
騙されてしまった(>_<) |
AM10:30
プルルルル♪ プルルルル♪ プルルルル♪
「はい。▲▲▲■■■会社です」電話に出る私
「もしもし、バカ息子だけど」ちょっと声違う???
「何よ?」
「めちゃめちゃ体の具合が悪くて、@$%&#*@#$%・・・」後ろからはTVの音が聞こえる
「よく聞き取れないからハッキリ話してよ」
「体の具合が悪くてどうにかなりそうだよ。もう倒れそう」
「ところであんた何処にいるの?」部屋からも動けないほど酷い?
「仕事来てるけど・・・苦しくて倒れそうだよ」
「えっ仕事?仕事してるの?」
「知らなかったっけ?」
「知ってるわけないだろっ!!」
「先輩と一緒に始めたんだよ」
「ふ〜ん」
「そこ(会社)に薬ある?」
「薬はあるけど、具合悪いってどんな感じなの? ちゃんと症状にあった薬の方がいいんじゃないの?」
「うん。風邪っぽいね。インフルエンザかも・・・苦しいよ」
「だったら病院行けばいいじゃん」
「鳥インフルエンザかも」 アホか(-_-;)
「先輩にもうつしちゃ悪いし、病院でちゃんと検査してもらわなきゃダメだよ」
「そこ行ってうつしてやろうか?」
「ウルサイなぁ。病院行けっ!!」
「病院行くお金ないもん。助けてよ〜」
そりゃ金ないだろうな・・・
9月にクビになってからずっと遊んでるし、先日には海外旅行にも行っていた。
全く困った時だけは「助けて、助けて」と懇願してきてムカつくよ!!
「動けるの?」
「うん。病院行くからお金振り込んでよ」
家に取りに来ればいいのに・・・
病院はバカ息子の会社のすぐ近くにあるのかなぁ???
それともかなり重症なのか???
「ちょっと待ってて」
振込みの手続きするのは私だけど、お金の出どこは社長。
電話を保留にし社長にまわした。
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
確かに声はいつもと違った!!
でも話もよく聞き取れないくらいに具合悪くて苦しそうだったから・・・
それにいつも電話してくる時と同じように、まず最初に自分の名前を言っていた。
決して『俺』などとは言わないのだ。
それに、最初から『振込んでくれ』とは言っていない。
薬があるか聞いてきただけで、私のほうから病院に行く事を勧めたんだし。
なんとか家まで帰って来れるんだったら、私が病院連れってってあげてもいいかと思った。
そりゃめちゃムカつくヤツだけど、13年も知ってたら情あるし・・・
仕事始めた事は、社長も知らないようだ。
毎日毎日家にいて、外出といえば近くのコンビニなのですぐに帰ってくる。
「でも何故か今日は朝7時に起き、風呂に入って出かけたんだよ。仕事なのかなぁ・・・ ケータイ電話してみたら?」
まったく!! 自分の息子なのに他人事かよっヽ(`Д´)ノプンプン
そしてケータイに電話してみたんだけど、3回呼び出しで即切りされた(-_-;)
金振込まないから怒ってる?
でも子供じゃないんだし、病院行く金なかったらとりあえず家に帰ってくるだろう。
20分後・・・バカ息子から電話
「もしもし、バカ息子だけど。さっき電話きたけど何?」
めちゃめちゃ元気でいつもの声だ!!
確実に振込め詐欺だ
_| ̄|○ガク・・・
「あんた元気だよね?インフルエンザじゃないよね?」
「何言ってんの?」
「元気ならいいんだけど。さっきあんた名乗って振込め詐欺の電話があったのよ」
「マジで〜!!全然元気だし」
「今日に限って朝から何処行ってるのよぉ!!」
「ハローワーク」
就職先探してたのね^_^;
それにしてもグッドタイミングな振込め詐欺の電話だ(>_<)
きっと振込先も「カード持ってないから先輩の口座に振込んで」とか言うつもりだったのだろうか・・・
長々と話して気付かない私もどうかと思うが(*_*;
↑ 日記才人投票ボタンです。
|