32歳の毎日

32歳の毎日


32歳から日記を書き始め実は現在37歳なのです(>_<)
てなわけで元32歳の毎日でございます
32歳で検索して来て下さった方ごめんなさい<(_ _)>



 

2004年06月27日(日)      ガンマナイフ治療日



<本日の予定>



5:00〜  起床  トイレ  洗面
       持参の内服薬をコップ半分の水で飲む

5:30〜  点滴開始

6:30〜  痛み止めの座薬

7:00〜  フレーム装着のため手術室へ
       ナースによる洗髪  MRI

       治療計画が完成するまで部屋で待つ

       
       ガンマ治療室で放射線治療


       ※点滴は翌朝ドクターの回診時まで続く
        




めっちゃ朝早い予定だったので、4:50分に目覚ましセットしてました。




昨夜は、点滴の様子見で何回も看護士さんが部屋に出入りしていたり、
母の様子も気になりで、1時間おきに目覚めてしまってなかなか熟睡出来ず(T_T)



3時過ぎから爆睡し始め、目覚ましが鳴ったときにはまだネムネム(-_-)zzz


母もほとんど眠れなかったようで、4:30から起きて着替えをすませていました。





2人で本日の準備はばっちり完了(^o^)丿  





この時点で5:20頃     5:30からの点滴に備え待つこと1時間




やっと看護士さんが来てくれて点滴開始。



今日は患者さんが4人くらいいるため、治療が遅れ気味だそうです。

しかも母は頭部切開手術もあるため、最後らしい(-_-;)






8時に朝食   母はまだ気持ち悪いらしく、お味噌汁を少し飲んだだけで終了

        昨日の夕食が17:30だったので、おなかがスキスキだった私はソッコー完食





10時にやっと手術室へ移動になりました。  2時間くらいで終わるのかなぁ〜?

勝手に想像してましたが、昼食が運ばれてきても母はまだ帰ってきません(+_+)

少し待っていましたが、食いしん坊の私だけ先によばれました。だって気持ち悪くて食べれないかもしれないし!!




14時過ぎにやっと母が部屋に運ばれてきましたが、
局部麻酔のため応答に応じるだけでほとんど寝てる状態でした。

15時にやっとガンマ治療室へ運ばれました。

ドクターより説明があるため、私も一緒にガンマ治療室へ同行しました。





「ちょっと大変なことになってたよ」

「?????」


MRIの画像を見ながらドクターの説明が始まった。



「昨日話した水を取り除く手術なんだけど、これが抜いてみたら血だったんだよ」 血の入ったビンを見せてもらう。

「・・・・・」

「血は抜いたらまずいからそのまま縫合したんだけどね。
 腫瘍から出血してたから出血しやすい腫瘍なのかも。最近急に体調悪くなったりしなかった?」


「入院したら急に弱ったように思いましたが、抗癌剤の副作用かと思ってました。」

「きっと出血のせいだよ。」

「血は抜かないって、脳の中に回っちゃっても大丈夫なんですか?」

「脳が吸収してくれるから大丈夫ですよ」



脳の血管が切れたわけじゃなく、腫瘍からの出血だから大丈夫なのかぁ〜!!



「腫瘍の小さな穴から少しずつ出血してるんだったら問題ないけど、
 腫瘍が爆ぜて出血してたとすると、腫瘍が飛び散っている場合もあります。
 しかし今は出血で写らないから、1ヶ月後にまたMRIやらなくちゃ」



それって腫瘍が転移してるのと同じ意味になるのかな(>_<)





そうこうしている間に母はマシンにセットされ、私とドクター達は操作室のモニターから母の様子を伺う。



そこには、いろいろな機材やパソコンが置かれていた。

操作しているモニターはすべて英文字(*_*)

それを見ながらドクターの説明が再び始まりました。

どの腫瘍にどの角度から何分何秒放射線を当てるのかを、すべてプログラムセットされていて合計約2時間




すると母が「気持ち悪い」と訴えている。  

マシンの内部にマイクやスピーカー カメラがついていて、患者さんの顔の様子も見れるし会話も出来ます。




操作室でマシンを一時停止させ、母はマシンから出てきてドクターが駆け寄る。

私は母のかわいそうな姿を間近で見たくないので、操作室でそのまま待つ。





部屋をキョロキョロしてると、今までのガンマ治療の患者さんの名前や年齢が書いた紙が張ってあった。

70代や80代の方はもちろん、1番多く見えたのが40代や50代の患者さん。

少しだったけど、34歳や32歳も目についた(>_<)




32歳で転移性脳腫瘍って・・・




転移性脳腫瘍の54%は肺ガン  11%は乳ガン  
残りは肝臓ガンや胃ガンなどの腸系の病気が数%ずつを分けて占めている。



私と同じ32歳で肺ガンになった方なのかな(+_+) 



私の父は7年前に食道ガンで亡くなっている。
そして今、母が肺ガンと診断された。


ドクターは私に向かって「あんたも間違いなくガンだね」なんてあっさり言う(-_-;)

確かに遺伝子にある家族型って聞いた事あるけど・・・


「母はタバコを全く吸わない人だったのですが?」

「肺ガンは誰でもなるよ。タバコ吸う人のほうがなる確率が高くなるって事だよ。
 あんたもタバコ吸ってたら、肺ガン間違いない!!」




グサグサッ!! またかよっ!!



私タバコ吸ってます(-_-;)






話がそれてしまいましたが、母は再びマシンに入り私もガンマ治療室を後にした。


部屋に帰ると、兄から連絡がありチビかえと一緒にこちらに向かっているとの事でした。




3人で部屋で母を待ちますがなかなか帰ってきません。今日はよく待つ日なのね。

一応治療計画では2時間くらいだったのですが、3時間半以上経過してやっと母帰部屋。



母は私が部屋を出てからも嘔吐の繰り返しだったらしく「7回も吐いちゃった」と言っていました。

ってことは7回もマシンから出たり入ったり(ベッドに寝てるだけですが)してたら遅くなるわ!!



早速部屋に帰ってきてからまた嘔吐(+_+)
ここんとこほとんど食べてないから、唾液のようなものしか出ませんが・・・



今夜から付添いは兄と交替。 兄には悪いが、よかった〜 =3



あんまり母が苦しんでるのを傍で見ているのが辛いし、何もしてあげれないからね(T_T)









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