32歳の毎日

32歳の毎日


32歳から日記を書き始め実は現在37歳なのです(>_<)
てなわけで元32歳の毎日でございます
32歳で検索して来て下さった方ごめんなさい<(_ _)>



 

2004年06月26日(土)      転院初日


本日いよいよガンマユニットセンターへ入院です。





今日は母の体調も良く、車に乗せて病院へ・・・

道中、吐き気などもなく無事に病院へ到着しました。



総合受付で受付を済ませ部屋に案内され、一通り説明を受けました。






<本日のメニュー>



血液検査 心電図 検尿 レントゲン(胸部 頭部 頚椎) 頭部MRI


夕食後に入浴、洗髪(薬用シャンプー)をして、明日の検査のために滅菌ガーゼを頭に巻いて眠る。


17:00以降にドクターの回診





昼食後、母は検査に行きましたが、15時過ぎ頃に部屋に戻りました。

少し疲れたようで、ベッドで休みました。




そして17:30


さすが病院!!  もう夕食です(^_^)

21:00消灯なので夕食も早いっ!!  本日の夕食は下の画像です。

付添いの食事も患者さんと同じものでした(+_+)







「病院食はおいしくない」ってよく耳にしますが、薄味好みの私にはピッタリ!!






おいし〜っ(^o^)丿




母は検査の疲れもあったのか?抗癌剤の副作用もあってなのか? 半分くらいしか食べれません(>_<)

体もフラフラするとの事で、看護士さんとお話した結果、今夜の入浴&洗髪も中止に・・・




私だけ夕食後にシャワーを浴びました。

その間にドクターより呼び出しがかかっていたので、シャワー後急いで検査室へ・・・





「これはかなりヒドイねぇ〜!!前の病院で余命何ヶ月って聞いてる?」

「それが聞いたのですが、答えてもらえませんでした。
 人によって薬の効き具合も違うとの事で、5年生存率は20%だと・・・」


「5年!? これはもうすぐってカンジなんだけどね。
 肺の専門じゃないから何とも言えないけど1ヶ月とか・・・頭は3ヶ月ってとこかなぁ」


「・・・・・・・」

「ここでガンマ治療をするのは、肺より脳腫瘍がひどくなると半身不随や言葉が話せない、理解できなくなる。
 簡単に言えば痴呆のような。
 ガンマ治療で脳腫瘍の進行を抑える事で、余命を人間らしく生きることが出来る。
 そして肺ガンでなくなれば、最後まで話も出来るでしょう。」





ってことは、ガンマ治療をしないと先に脳腫瘍で看護も大変になるのか〜!!

でも肺がかなりヤバくて1ヶ月じゃ、ここに来た意味もなくなるってことじゃん(+_+)
ここまで来てそれはないでしょ〜!! 元いた総合病院の担当医に疑問を抱く。



「今日のMRIで頭の腫瘍は6つの疑いがあります。
 明日もっと詳細のMRIではっきりしますが、増える場合と減る場合があります。
 とりあえず、脳がかなり腫れています。そして1番大きな腫瘍に水がたまってます。
 この水を取り除かないと、ガンマの治療の効果が思うように見られません。
 手術は頭を切ってチューブを入れ水を出します。 
 出血の可能性がありますが、今まで70人水を抜き1人も出血はありません。
 まぁ、71人目で出血との可能性はありますが・・・
 あとチューブ自体は保険外になりますので、チューブが約5万円かかります。 
 どうしましょうか?」




ここまでやってきて、水を抜かないんだったら効果が期待出来ないんじゃやるしかないでしょ!!



「では、手術お願いします。」

「はい。わかりました。 それでは急遽今晩から、脳のむくみ取りと痙攣止めの点滴をします。
 私も後から伺いますが、先に手術の事を話しておいて下さい。」





なんだか大変な事になっっちゃった(>_<)





部屋に戻り、母に手術の事を告げる。

母はガン告知されていたのですが、非常にポジティブな考えだったのであっさり承諾。




それでもやはり注射が大嫌いな母(-_-;)

22:00頃から始まった点滴もかなり痛そう(>_<)




なかなか眠れない母の初日の夜なのでした。









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