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2006年05月28日(日) 毒の矢の喩え・・・


メールを拝見致しました。

私が貴方の言動をみていてよく感じる事があります。
それは、どうしてそんな細かい事ばかりに目を取られて、
もっと優先しなければならない事に
気がつかないのだろうか?という事です。
AYAさんもダイアリーで取り上げたことがありましたが・・・

「毒の矢の喩え」

ある男が、何者かに毒矢で射られました。
そこで回りの人たちがその男を助けようと、
その刺さった毒の矢を抜こうとしました。
しかしその男は、自分の命が危機に晒されているそんな状況にも関わらず、「まだ抜くな、その前に知らなきゃいけないことがあって、
それがわかるまでは抜けない」と言う。
その知らなければならない事とは・・・
その矢を射た人はどんな身分の人で、どのような名前なのか?
そしてその人の肌の色は何色で、どこに住んでいるのか?
また矢を射た弓はどんな弓で、その弓の弦や、矢に塗られた毒は、
どんな種類のものなのか?
しかし、そのような事を調べている時間はあるはずもなく、
そのような事に気をとられている間に毒が回り
その男は死んでしまった・・・。

(省略)流れを追っていれば次から次へと新しい仕事(省略)がくるはずです。
その一つ一つの話を誠意を持ってきくことは当たり前ですが、
そのこと自体に気をとられていてはいけません。
丁寧に誠意をこめてこなすのは仕事として成り立つものに関してです。
(省略)
お仕事を進めていく途中で意図するところや趣旨・・・利益などに関して、埋めることが出来ない溝が発覚した場合は、直ぐに違う可能性(省略)の選択をするべきな事も多々あるはずです。

「この学びは?」ということについてですが、
「学び」はそれを終えて始めて自分で気付くものであり、
始める前から「学び」という事柄に囚われることは
何かおかしなことになってしまいます。
                (一部省略・抜粋)

        杏珠

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こんばんは。お返事どうもありがとうございました。
(省略)
杏珠先生のお返事をみて、どこか感情的になるような自分が
あったのですが、よく考えてみれば図星だなと思います。
むやみやたらに何でも握りしめているようでは新しい世界に
いけませんので気をつけたいと思います。

といってもこの性質は努力してもすぐに良くなるとも思えません。
少し工夫をして無理矢理にでも、変えたいと思います。
(省略)
「この時期にやるのが好ましい」ということを目標に、
自分では無理だと思っていることをやりきってみる必要性を感じるのです。
本来ならば自分で明確な計画を立てるべきなのでしょうが、
今までの価値観や自分への過小評価などが邪魔している上に、
気をつけても体調が悪くなってしまったりと、
弱気な計画のもとになっています。

一度、苦しくても良き流れを自分の身体にたたきこみながら、
リズムを作ることが必要ではないかと思うのですがいかがでしょうか?
多分自分ではやっているつもりでも、頭ばっかり動いて傍目からみたら
動いて無いじゃんということがかなりあると思うんです。
            (一部省略・抜粋)


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