dependance diary** 2004年10月、彼が逮捕されました。
突然の出来事に戸惑いながらも奮闘した日々。
そして2005年2月、執行猶予4年と言う判決を受けて彼が戻ってきました。
そんな私達の毎日を綴ります。


dependance diary**





■この3ヶ月を振り返って。判決前夜。
2005年02月07日(月)


2004年10月25日(月)


公文書偽証罪と言う罪で
私の彼は逮捕されました。







突然の逮捕の知らせと
それと同時に発覚した彼の嘘…




目の前が真っ暗になり
全てが受け入れられずにひたすら泣き叫びました。
心のどこかで「すぐ帰ってくる」と思っていた自分がいたけれど、
しかし、どんなに待てど、「ただいまー」って彼が帰って来る事は無かった。。





彼が逮捕されて3日後、
彼の居る留置場へ行っても接見禁止で会えず、手紙も渡らずで、
あぁ…彼は犯罪者なんだな…ってやっと実感しました。




彼が犯罪者だという事を実感して
これからどうしたら良いのか分からず
食欲もなくなり、食事を口に入れれば吐き出してしまったり
部屋にいればただひたすら泣いてばかりで
でも仕事中は無理矢理笑顔を作って…
本気で笑えない、自分が自分ではなくなっていました。





逮捕されて10日後
接見禁止が取れて初めて面会出来た日。
10日振りに見た彼は、泣いていました・・・
馬鹿とかいい加減にしてよ!って彼に怒りをぶつけました。
でも、アクリル板越しで泣きながら頭を下げる彼を見て
私は覚悟を決めていたのです。








泣く位なら
謝る位なら
最初からしないで欲しかった。。
借金があって
その借金を返す為に
風俗店員を辞めて昼職につく努力をするどころか
犯罪を犯し・私にまで嘘をついてきて…
どんだけ馬鹿な彼氏なんだろうって分かってる。











でも


こんな馬鹿でも
もぅ1度信じてみようって思ったのです−−-−―















彼と付き合って1年間、
私は本当に彼に支えられました。
お金に目が眩んでお水の世界から
風俗の世界にまで行ってしまった私を
彼は抜け出させてくれて守ってくれました。
人をただ一途に愛すると言う事を教えてくれたのも彼でした。





一途に私を想ってくれているその彼の姿を見て
もぅ1度だけ、これが最後、信じようと。
「待とう」と決めたのです…
彼が私を救い出してくれた様に
今度は私が彼を変えてあげなくちゃ行けないと。。











その選択が正しかったのかは、
今でも分かりません。
将来もどうなるかハッキリ言って分かりません。
苦労する事は目に見えています。
反対する人の方が多いのが現実です。





でも
そんなでも
いま私が彼を好きなのだから、
今はそれで良いと思います。。











私は自分で立ち上がれました。
笑えるようになったし
現実を見れるようになった。




この3ヶ月間
初めての事をいっぱい経験しました。
(まさか自分が裁判に関わる日が来るとは思わなかったけど苦笑)
裁判に関わる沢山の人に出会って
冷たい人間の壁と言うモノにもぶち当たり傷付いて
でも、それでも彼の為と必死に頑張ってきました。
勿論それは彼も一緒だと信じています。




こぅいう最悪な形であったけれど
お互い色んな事が見え、改めて将来を考える時間が出来て
良かったのではないのかと、今ではそう思えます。









明日ついに判決が下ります。





どうなるか、とっても微妙な所です。
執行猶予が貰えるかもしれないし
実刑になる可能性も十分ありえます。



でも彼の為になる判決ならば
どちらでも私は受け入れたいです。
一緒に彼と歩いていこうと決めたのだから、、









大切なのは
過去ではなくこれからです・・・・








この3ヶ月間が
無駄では無かったと言える日が来る事を願って、
明日の判決を待とうと思います。。。






















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