dependance diary** 2004年10月、彼が逮捕されました。
突然の出来事に戸惑いながらも奮闘した日々。
そして2005年2月、執行猶予4年と言う判決を受けて彼が戻ってきました。
そんな私達の毎日を綴ります。


dependance diary**





■現実の冷たい人間の壁。
2005年01月23日(日)


金曜日、
彼から手紙が届いた。


内容は裁判に来てくれて有難うと
捕まった時に着ていたスーツが着れない位太った事(どんだけ^^;)
私の事をどれだけ想っているかと言う事
あとはもろもろ独り言みたいな…。
5枚びっちり書いてあった。




嬉しかった。






でも思いもよらない言葉が書いてあった。
それは弁護士の言葉だった・・・・





公判前に弁護士との打ち合わせの時、


「あなたは上手くやれそうだけど、emi*ちゃんがねぇ…
 途中で泣いたら上手く答えられなくなってマズイでしょう。
 それだけはねぇ…打ち合わせでそうならないように言っておくから」


と言う話になっていました。
現実になってしまったのでとても不安になったけど、
同時に何か俺は面白くて少し笑ってしまいましたけどね(笑)








頭をガーンッと打たれた様な気分だった。






彼の弁護士は口だけの人だったと痛感した。



現実に
私が仕事中は電話出れないからと言っていたのに、
弁護士は何度も何度も仕事中に電話を入れてきて、
休憩中や帰宅後に掛け直したら「不在です」「帰りました」云々。
これじゃあ聞きたい事も聞けない。

公判日、
待ち合わせの30分前に必要な物を連絡してくるし、
打ち合わせなんかあって無かった様なモノ…。
終いには公判の後、帰り道に「頭飛んじゃった?」と言われた。
頭飛ぶも何もないだろう。
だったらちょっとは協力してよ。。





どうやってこんな弁護士に頼れというのか。
どうやってこんなんで上手くやれというのか。





それで彼には、
まるで自分が協力的みたいな事言ってたとは…












悔しくなった。
悔しくて悔しくて、
涙が止まらなかった。
馬鹿にされた様な気分になった。
久し振りに大泣きした・・・。










でも、
現実はこんなんだ。
もぅ慣れた・・・・・



何か小さな事でも動きがあったら即連絡すると言っていた刑事も
協力してくれるとか言っていた店の人も
判決まで持っていくとか言っていた弁護士も
最後まで私が動かなければ何も動いてくれなかった…。






所詮、彼らには他人事だった。。。






だからこの3ヶ月、
結局私一人で時間とお金を割いて全部こなしてきた。
誰も頼れないなら、自分が強くなるしかなかった。
「可哀想な子」と思われるのが嫌で、胸を張って歩いてきた。
私はずっと彼を一人で支えてきた。











彼らには
強くなるキッカケをくれて有難う
とでも言ってあげようか。。


もぅ
彼らのお陰で
冷たい壁には慣れてしまったよ。
悔しいけど。






















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