dependance diary** 2004年10月、彼が逮捕されました。
突然の出来事に戸惑いながらも奮闘した日々。
そして2005年2月、執行猶予4年と言う判決を受けて彼が戻ってきました。
そんな私達の毎日を綴ります。


dependance diary**





■過去そして現在
2004年11月19日(金)


今日は私の過去を話そうと思います。



=======================




客と酒を飲んで喋って
たまに一緒に出かけるだけで高額貰える。
しかも綺麗なスーツやドレスも着れる。
何て素敵な仕事なんだろう♪









・・・そう思って入った夜の世界。
それは私が短大にはいってすぐの事でした。。





実際は
ママの指導は厳しいわ
女の子同士の派閥はあるわ
ノルマまでもがあって、
普通のバイトよりもきつかったけど・・・(チーン)





でも私はキツければキツいほどやる気が出て(私はMか!?)。
実際あのきらびやかな雰囲気も好きだったし。^^
店に来るオジサマの顔も金に見えた。笑
お金の為と無我夢中で頑張っていたせいか、
私は常にナンバー入りしていました。






お水の世界に約1年、
それなりに稼いで来た。
でも稼げば稼ぐ程自分の金銭感覚はおかしくなり、
それと同時に男遊びまでも激しくなった。。
特定の彼氏は作らず、不特定多数の男とヤッて楽しんでる自分がいた。
普段はそんな事は匂わせない普通の女としてふるまってたんだけど(苦笑








人間って1つ慣れてしまうと
欲が出て次が欲しくなるんですね。。
私が良い例。








お水の世界の収入では満足行かなくなってしまった私は、
気付くと風俗の世界にまで足を踏み入れていました・・・。



男遊びが激しかった私は、
初めて会う男とセックスする事に対して
別に何も思わなくなっていたので、
風俗の世界にはすんなりと入れた。




病気も1回貰ったし(^ー^;)←完治済みですよ笑
実際変な客も多くて滅入る事もあったけど、
でも、股を開くだけであんなにも日払いで持って帰れる仕事は
私にはうってつけだった。

(デリヘルと店舗型ヘルスをかけもちしてました死)





顔出しで雑誌にも出たし
何ページにも特集されるようなグラビアもやった。
だって1回の撮影毎に、撮影代もらえるんだもん。







そう


全ては金、諭吉様の為。







それだけやれば店も売り出してくれて、
常に私の財布は温かかった。
こんな私の体でよければ何ぼでも股開きますよって感じで
約1年間風俗の世界に染まりました。










一度大金を手に入れた私は
簡単にお金に狂った。
お金ってこんなにも簡単に人を変えてしまうんです。
もう元には戻れないと自分でも思いました。



しかもお水と風俗をしてきて
お金は沢山得られたかもしれないけれど、
失う物も多かった気がする。
沢山の人に嘘をついて、
まともな恋愛もしてこなくて。
財布は温かかったけれど、何となく心は寂しかった。









そんな男にもお金にもだらしなかった私が、
一人の男に出会って変われた。






「付き合ってください」






こんな堕ちこぼれの私に
何度も何度も告白してきた人がいた。
いつも笑顔で迎えてくれる
同じ店の
従業員さんだった。。。




最初は疑いの心しかなかったけれど
いつしか好きになってゆく自分が居て、
止まらなくなった…











去年の12月6日。
私の誕生日。





私と彼は付き合い出しました。





最初は短大卒業するまで風俗を続ける気だった。
でも駄目だった。
股を開けなくなった。
他の男の体を触るのも触られるもの苦痛で、
彼に客を案内され、何度も泣きそうになった。







もう限界だ…






「もう風俗あがってくれないか。」




その一言が嬉しかった・・・。
彼の一言で私は風俗を辞めた。
大金よりも
彼が大切だった。。。








そう。
こんなに簡単に、アッサリと、
私はこの奈落の底の人生から抜け出せてしまったのです(^o^;)
人は恋愛でこんなにも変われるものなのでしょうか。






もしかして
お金と恋愛の力は紙一重なのかもしれませんね・・・笑









お水をしていたことも
風俗していたことも
私は後悔していません。



この道を歩んでこなければ
彼に出会えなかったのですから。。




2年間裏の世界で仕事をしてきて、
彼と出会えた事は、お金には変えられない。
私にとってのご褒美だと思っています。





昔があるからこそ
今がある。




今は月18万の給料でコツコツと暮らしています(笑)
あんな私が普通の生活に戻れるなんて思わなかった。。
全部彼のお陰^^
次は私の番です。





こんなだらしない2年間だったけれど、
ずっと忘れない、私の大切な2年間です。






















■もくじ





■お手紙



My追加

Skin by
Thanks!

シンプルジャンキー
ふぉとさいく