声優さんと映画とアニメと
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2013年02月02日(土) バイオハザードの親友共演

バイオハザード〜ダムネイション〜というカプコンのバイオハザードシリーズの劇場公開フルCGアニメのBDを密林からゲット、さっそく見ました。
どんな映画化というと・・・
アメリカ合衆国大統領直属のエージェントのレオンは、東スラブ共和国の内戦で、生物兵器「B.O.W.」が使用されているという情報を受けて、一人で潜入を試みる。しかし、ほどなく東スラブ共和国から手を引くことが決定し、同国からの撤退命令が下る。だがレオンは「B.O.W.」の脅威によりこれ以上犠牲者を出さないため、撤退せずに単独で同国内での戦闘を継続することにし……。(シネマトゥデイより)

というわけで、DMCのダンテより若干明るめのトーンの森川さん、正統派2枚目の声で外画調のナチュラルな演技。お手の物です。アクションへの息の入れ方とか、モリモリらしさが全開で、まあこういう部分で声が似ているほかの声優さんとの聞き分けになるなぁ〜なんて不思議なことを考えながら、観てました。
CGアニメもすごくなったもので、肌や髪の毛の質感が素晴らしいのですが、表情がいまいち、独特のお人形っぽさがあって、そこが残念、アバターの表情筋肉を駆使した顔CGをカプコンも取り入れるようになったら、あとは最強になるにはストーリィだけですね。カメラワークもせりふ回しも良かったのですが、いつも日本の映画作品に感じることですが、ストーリィが弱い。なんだろうなぁ・・・脚本力かなぁ・・・
とはいえ、キャラクターは魅力的、レオンのセリフは良い感じでした、森川さんの演技もグットです。
さて、今回の注目はサーシャという反政府ゲリラのリーダーを演じるひーちゃんこと檜山さん。ところどころ、アクションがらみの叫び系演技で勇者王の片りんが出ますが、普通のテンションでしゃべるシーンは、洋画っぽくて、こちらもナチュラル演技、どこのかっこいいお兄さんですか、もう、この二人の共演だから、おまえらの掛け合い漫才が目に浮かんでシリアス場面をちゃんと観れるかしら・・・という懸念は杞憂でございました。さすがです。皆川さんのエイダもチャーミングで謎の良い女。

こちらにコバPのインタビューが
http://gigazine.net/news/20121020-bio-hazard-damnation-interview/

うーん、若干、バディものの描き方が弱かったというか・・・どうもバディになってゆくくプロセスでの感情の流れと二人の描写が弱いような、男の真の友情というのは・・・NCISやスタハチなんかを見て研究してほしかったなぁ・・・とはいえ、アクションの描写はすばらしく、これはなかなか良くできた作品でした。
続きをゲームじゃなくて映画で観たいです。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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