声優さんと映画とアニメと
もくじ一覧前の日次の日


2008年11月09日(日) 真っ赤な衝撃と着痩せの黒

サイバーフェーズのイベント「CBCRushOut2」前進座劇場昼公演&夜公演に行って来ました。
会場は500人ほどでいっぱいになる、寄席や演劇がメインの場所、舞台の幅が広く客席の奥行きがあまりない、そのうえ、舞台に直角な花道まであるという、過去のイベント会場とはずいぶ趣きの異なる場所でした。
しかも、この花道、めいっぱい使っていましたよ。

ということで、出演は(敬称略)成田剣、森川智之、鈴木千尋、日野聡、古島清孝、高田べん
シークレットゲストとして昼に岸尾だいすけ、夜が平川大輔のダブルDAISUKE(爆)。
昼夜で、演目は一緒、はじめが朗読劇(動きも表情もありで台本もってるのがもどかしいぐらい)
なんと、キャスト全員浴衣に雪駄。それが見事な着付けで凄くカッコイイから大歓声。
ビデオレターの間に全員私服に着替えて、高田べんさん司会であらためて全員登場、椅子に座ってリラックスしながら、作品世界を語るバックステージトークコーナー。
つづいて司会を森川&鈴木に交代。メールで貰ったお題を元にフリートークする(朝までシャベリーノ?)のコーナー。
みんなで立って改めて挨拶、感想を述べ司会が分担していろいろな告知をしてプログラム終了。
最後に出演者全員でふるまい。ティッシュボックスよりやや大きめの籠に飴やチョコレートなどの駄菓子がびっしり。それを花道や舞台と動き回り、客席に満遍なくばら撒く、ばら撒く、ばら撒く・・・場内大歓声。
籠が空になったところで、そこかしこに籠をかぶるおじさんとか出現しはじめたところで、再度挨拶をして手を振って退場。

今回のイベントでは、イベントなれしている森川さんが一番おしゃれを決め込む入れ込みよう。
髪の毛は、基本カマヤツ系(爆)、ストレートな深い黒茶髪で前髪が顔の真ん中あたりまで伸びていて、劇のときははずしていましたが、それ以外ではいつもの黒縁めがねをかけていました。目張りありかなぁ・・・目が切れ長で綺麗に見えたのでアイラインは入れていたかもでした。
衝撃は昼の赤いエナメル生地のライダージャンパー。色目は例えるなら森川さんが持っている携帯の赤を鮮烈に光沢を出した感じ。インナーが黒い襟ぐり深めで光沢のあるベロア(タンクトップかな?)。綿の黒いパンツの裾をごついブーツにイン。凄くロックミュージシャン風でカッコイイです。もう赤いジャンパーが思いのほか似合っていて、ファンめろめろ〜!
夜は赤ジャンパーの代わりに、パッチのようにワッペンが随所に貼ってある黒いライダージャケット、光沢のある表面加工の黒い生地、前ジッパーを襟まで閉めていて、インナーはたぶんなし。ウォレッとチェーン。
これまた、メタルライダー風。前からみると物凄く着痩せしてみえるのですが、後ろ向きになると、背中の筋肉と広い肩幅がわかるので、そんなに細くはみえる筋骨隆々系、前から見ると本当にスレンダー。

風邪が完治してなくて、というか、かなり鼻声、夜は咳もしていましたが、熱はなさそうな顔色、SSDSのときよりも元気そうに見えました。

ということで、ざっくりですが、内容の方をすこしだけかいつまんで報告します。

オリジナルライブドラ(学園物)
学園にある立ち入り禁止の建物、お祭りの日に3人の生徒がもぐりこむ、現生徒会長、元会長、下級生の腰ぎんちゃくへたれ坊や。見回りにやってくる二人の先生、理不尽な立ち入り禁止の理由を問い詰め逆に先生に迫る生徒に、昔の自分達を重ねいきさつを語りだす、そこへ、学園の歴史を知り尽くした用務員のおじいさんが現れ、立ち入り禁止の館にまつわる真実の話、切なく悲しいエピソードを語って聴かせてくれるのであった・・・

まず、一般の声優イベントにある、固定スタンドにマイクで朗読ではなく、珍しくピンマイク、台本を持ちながらも動きを入れて演じる(かなり練習してきたとのこと)形式、こういう感じで、動きも表情も入れて、まるで演劇する森川さんというのは超珍しくて、目が釘付けになりました。

舞台演出にも注目でキャスト登場時は予想外の出来事に場内絶叫の大歓声
まず高田ベンさんの影ナレ開催宣言のあと、舞台が暗転そオープニングムービー上映
(サイバーのアイキャッチ動画)
そして、いつのまにか暗闇に立つ影3名、ライトがついてみると、なんと若手3人がイナセな浴衣姿、帯の背中にウチワを挟み込んだお祭りスタイル。決まっています。
そして、導入の部の演技が終わったところで、花道の向こうから登場した先生二人も同じく浴衣、森川さん成田さんの浴衣姿に場内大絶叫で大歓声。

キャストは昼夜で一部入れ替え
役名、       キャスト名(昼)キャスト名(夜)
現生徒会長(まじめ系) 鈴木千尋   日野聡
元生徒会長(やんちゃ系)日野聡   鈴木千尋
へたれ生徒(腰巾着) 古島清孝   同左
山中先生(やんちゃ体育会系)成田剣 森川智之
○田先生(まじめクール系)森川智之 成田剣
用務員のおじいさん 高田べん
 
高田さんはバリバリの劇団男ですし、日野君も劇団出身、鈴木君はびっくりするほどの演技派、表情もリアル、動きも成れている、成田さんも新劇出身とのこと、舞台はお手のもの(台本さえ読んできて把握できていれば、笑)、古島君も演劇勘がかなり良さそう、ということで、おまえら以外には動きのある劇をしない森川さんが一番不利だったかもしれな、でもかなりがんばっていました。
昼はお得意のクール系でエルンスト風にキャラに味付け、成功していました。夜はやんちゃ系というか、体育会系の元気な先生を担当、喋りだすタイミングを見計らって、一生懸命相手役を見ているシーンが多かった、前半は硬かったが、後半は表情も豊かになりノリノリ。
森川さん、あとのトークのところで、コレについて白状していましたが、今日はかなりの鼻声、鼻がから空気が抜けなくて、昼のクール声はごまかしが効いてたとか、なんとか良かったのですが、張ったセリフをいう担当の夜の部ではその鼻づまりが大変だったとのこと。
実際、夜の部で森川さんが一箇所だけ盛大にトチって3回言い直すというか演じなおす場面があり。あとで、鼻が詰まったせいで言いにくかったと弁明していました。トチリは連鎖するもの、日野君も一箇所言い直しがでてしまった。実は、オープニングやビデオレターの上映で一部不具合が出たりと、夜の部が全体的
いろいろ出てしまった感じ。

劇が終わると、ビデオレターコーナー

昼は岸尾君(大人の事情で出れないを連発するも、実はそれがアイロニーではなくサプライズの伏線で、トークの時間に急に派手な登場、シークレットゲスト。
夜の平川君は、出るタイミングがトークコーナー頭で、若干早すぎる登場、何気なくでてきていながら、一瞬帰ろうとする始末。笑わせてくれる天然系の演技に感心。

ビデオレター
昼の部、岸尾だいすけ、子安&福山(けろろ軍曹の等身大フィギュアを抱えた子安君が、惚けギャグを連発。あざとく、けろろ君の一部を手で隠して版権回避を演出、でもDVDにはならず、音声だけのCDになるので、映像だけならOKなのねぇ・・・と思っていたら、最後の方ではゲロゲ〜ロと言っているし・・・
夜の部、鈴村健一(喋りが上手い)、小野君&羽多野君の若手コンビ。

着替えが完了してのトークコーナー(ラジオと同じ構成でバックステージ、そしてテーマトーク朝まで語りーノ)

長くなったので、つづきと感想は明日に持ち越し・・・です。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

web拍手↑