声優さんと映画とアニメと
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サム・サッカー 主人公ジャスティンは多感な高校生。無意識に親指をしゃぶる癖が直らず、ストレスや劣等感を感じるとさらに親指をしゃぶってしまう。そんな彼の周りに居る大人も、すべからく劣等感や敗北感に苛まれているが、それでも彼らは自然体で、悩みながらも前向きに生きている。精神的な不安定を克服するため薬を処方され、集中力が高まり弁論部の部長をこなすまでに成長するジャスティン。どんどん自信をつけて積極的な性格に変わって行くのだが・・・ジャスティンがたまに相談に行く歯科医(キアヌ)は、彼の歯の治療というよりは、不思議な言動の人物として登場し、強い個性で印象づける。弁論部の顧問の先生や両親そして歯科医などの周囲の大人が、ジャスティンと関わりながら、彼が欠点を克服する様子に刺激され、彼らも変わってゆくのが素敵であった。 非常に不思議なテンポの作品で、好みによってはまったく面白くないという判断を下す人もいるかもしれなが、私はこの作品気に入りました。ジャスティンが個別に関わり話あってゆくそれぞれの大人達こそが、相談している彼以上に悩み苦しみながらも、そんな事実と同居しながら生きている様子が、とても印象深く、自分自身も考えさせられて、前向きな気持ちに、しかもそれは穏やかだがめらめらと燃える心の小さな灯火となる、そんな勇気をくれる映画である。素敵な作品。 主人公の男の子、どこか若い頃(シザーハンズとかそれ以前の)ジョニデに印象が似ている。こっちの坊やの方がちっこいのですが・・・入野由自君はなかなか上手くなったなぁと、キアヌの声の森川さんが、とてもとても男前で、こんな感じで是非コンスタンティンを・・・と切々と思ってしまいました。ネオの雰囲気より怪しくて、しかも歯科医で、声もすこし響かせて男前にしていて(声の高さはいつものキアヌ用でやや低め)、某BLCDの変態歯科医を彷彿(爆)。素敵で印象深いお仕事ぶりです。出番は数カ所ですが・・・トータルで10分ぐらいかな? ということで、少ないです。お母さん役もコンスタンティンの天使ガブリエル役のおばさま。お父さんも先生も演技派です。
今日も都内へ出張してきました。Cool-Bを途中で買いました。森川さんのコラムが、短いながらも相変わらず深い内容で、感情が入って起伏がでるのをさらに抑えて演技っていうのに、ちょっと興味津々。スレイバーズシリーズは独特の雰囲気の世界で、またまた楽しみ。
web拍手、ありがとうございます。
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