声優さんと映画とアニメと
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2005年06月08日(水) |
GIGOLO香水はいまいちな・・・ |
昨日の予感が悪い方にあたってしまって、朝は熱でぶっつぶれまして、 しかたなく午前中は寝るしかなくて・・・もう復活しましたが。 (日本ちゃちゃちゃに元気回復)最近は弱っちい体になってしまって、困った・・明日はしっかり働かねば・・・
そんなわけで、宅配屋さんで人質になってたGIGOLOセットを電話で救出すべくお願いして、配達して貰った。 早速、昼に視聴(こういうものを昼ご飯を食べながら観るのはいいのか?笑) 引きの絵がへたっちぃですね、アップはぼちぼちポーズも決まってますが、絵コンテはまあまあだけど、動画に起こすのに、ちょっと技量不足が目立つかな・・・でも、もう、このさい絵なんてどうでもいい、それぐらい、声優さんの演技に惹き込まれました。 もう、ちょっと、岩城さん、なんですか、あの色っぽさ、ステキさは・・・三木あわわじゃなかった香籐のかわいさ一途さも、とってもいいじゃないですか・・・ 冬の蝉の息芝居、あんたたち最高よ。先に特典DVDを観る私は邪道でしょうか?そんなわけで、神妙な阿部さんもステキでしたが、まじめで真摯に返答してる森川さんと三木さんがとっても男前に見えました、アテレコシーンもすごい真剣な顔してて、良いですね・・・もう、セットの値段の事は忘れましょう、香水の・・・な香りも忘れましょう、この特典DVDですべて許します。すみません、色眼鏡かも? さて、本編DVDは、最初に、いきなり台本をみながら画面をちらちら程度に観て、とにかくこの台本を役者さんたちがどう料理してるのか。どう演じているのか確かめながら再生。 いやぁ、こうして台本を観ながら演技を聴くと、彼らの上手さ、呼吸とかタイミングとかのすごさを実感できます。自分が岩城ならどうするとか、自分が香籐だったらどういうとか、ちょっと一緒にアフレコやってる気分で聴いてみて、ことごとく自分の貧困な想像力に打ちのめされました。とくに香籐と岩城、菊池と岩城、もう、この方々の掛け合いのタイミングとセリフ回しの上手さには、ぶっとび。こうやってアニメを鑑賞したこと無かったので、特にぶっ倒れたのが、泣いてる岩城さん、直後にかかってきた電話に出たときの声音、いや・・・森川さん、岩城さんになりきりすぎ。どうやって、どんな顔して、あんな声がでるの?あんまりに自然というか、絶妙なニュアンスを、ただ電話に出るというシーンだけで、表現するのに驚きました。 そういえば、アニメでの電話シーンでのセリフ回しではっと驚いたのは今回が初めてじゃなくて、ギャラリーフェイクのラモス(堀内賢雄さん)が出てきた地図の話での朝のホテルシーン、あの「ハロー」の絶妙な上手さは脳裡に焼き付いている。 森川さんって、こういう何気ない日常シーン、喫茶店のレジでのお金を払う時のウェイトレスとのやりとりとか、電話の場面とか、親兄弟の会話シーンとか(すみません、ここらへんで、今頭に浮かんでるのは、BLCD「しあわせにできる」の本田な森川さんの演技だったりする)での声音(トーン)抑揚、息づかい、口調、すべてがありきたりな発想を遙かに凌駕している。 キャラの個性(森川の個性)をうまく出してくるので、それはそれは臨場感が増す。 そうそう、もう一人極上のキャラが2巻にも登場(1巻は沢さんな井上和彦さん)、今回は岩城あこがれの菊池さんな成田さんの登場。成田さんって、私にはアニメ役での印象はまったくなくて(どんな役があったか思い出せない)けど、外画での絶品のいい男の演技には覚えがあったので、今回の役はすこぶる格好良かった。やっぱりこの人は、森川さんたち中堅の方々にも敬愛されているだけの事はあるなと実感、ただ者でないし(もちろんプライベートでの言動も愛すべき人)、賢雄さんたちと同じ臭いのする外画育ちのリアリズムを身につけてる方で、しかも、なんだろう、主役を微妙なところで食い過ぎないゲスト脇キャラならではの絶妙なバランス感覚、上手さと円熟味をもっている。いやぁ上手いよ、この人たちみんな。最強のキャスティングだ。 森川さんの演技のおかげで岩城さんというキャラにもう1回惚れ直した。だって、CDとはまた違うんだもの・・・絵に合わせた森川演技の岩城は、なんとも男臭くて、それなのに色っぽくて、ものすごくステキ。
「少年陰陽師」ー風音編ー第3巻〜黄泉に誘う風を追え〜 うーん、小西さんのキャラが大変なことになってきました。(これってネタばれ?)森川さんの青龍の出番は微妙に増えたか?でも、あいかわらずちょっとだけど、相変わらずステキ。活躍はあいかわらず同じメンバーなんだけど、話はクライマックスなのか?(原作未読)かなり盛り上がってきた。やっぱり麦人さんは上手いよ、と実感する1枚でもある。 内容はちょっと割愛して、今回も面白かったフリートーク。前回は森川さん遅刻懺悔で終始していたが、今回はとっても意味深発言。毎回お題トークになっていて、今回は「人格が豹変するとき」というものなんだけど、みなさん車に乗ったときとかペットの猫や犬を前にしたときとかいろいろで、森川さんだけ、どうも次元が違う話をしてる。お風呂に入るのに浴室で自分を鏡で見たらこれ誰って・・・それって、やっぱり筋肉マッチョな自分を意味してるのかしら、深読みだったかみしれないけど・・・だって、このコメントに落ちも解説もないんだもの・・・わかりません(爆)
「ガラスの仮面」 たけくらべの演技対決をよもや1回でやってしまうとは、思いませんでした。(3、4週あるのかと思ってた)、はっきり言って、マヤと亜弓の演技力の優劣がわからない、微妙に対決シーンをずらした演出で、どうも煮え切らないものを感じたが、声優さんの演技対決的な様相を呈するのを避けたのか?なんか難しい微妙な演出のアニメだ。でもちょっと端折りすぎだな・・・速水は相変わらずクールビューティで、今回も予定調和を裏切らない演技。森川さんは完全に真澄の役をつかんでくれているので、安心して観れるし、むしろ絵で見ていた時の生きている感じがあまりしないのっぺりとした真澄の印象が、綺麗な作画とシンクロして、本当に存在する速水真澄という男のようで、ちょっとどきどきする。いや、ますます真澄の登場シーンが待ちどおしくなる。嫌みを言うのも、冷血なセリフを言うのも、そしてモノローグでの心情の吐露も、全部にどきどきするなんて、ちょっと待てよこんな感覚は何年ぶりだろうって思う。10代の小娘に戻ったような感覚でガラスの仮面を観ている自分に気がついた。いやはや。
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