声優さんと映画とアニメと
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2005年03月26日(土) |
嘘泣き森川さんが可愛かった件 |
パスコレライブ2005を観てきました 今回の森川さんは新調したっぽいオーダーメイドの濃いチャコールグレイのいなせなスーツに同系色のカッターシャツ(エリをピンで留めてる)に黒地に濃い深い赤ストライプ(昼の部)黒ストライプ(夜の部)の色違いの渋めのネクタイでびしっと決まって、冒頭の賢雄さんとの前説は、息もあっていてタイトで面白くまとまっていた。 つぎのBL探偵団。ロングコート風のスーツ、昼は去年のと同じ(?)グレーのもの、ネクタイが3つ折りで19世紀風。夜の部は絹かサテンの光沢があるダークグレーのロングの三つ揃いで、これまたピンで留めたカラーの渋い出で立ち。夜の部の衣装は見た目にも豪華で、とてもダンディであった。森川さんがやたらにステキに見えるのも、胸囲110センチを強調しない綺麗な仕立てとストレートで優美な仕上がりのデザインのなせる技。実にいい仕立て屋さんだと思う。(高そう、1着でギャラの半分は持ってかれてませんか?経費ですか?) 探偵団のお芝居も、芸達者のゲストのおかげで大盛り上がり。 過去最高に面白い展開であった。 その後、簡単なトークと朗読のコーナーでは 仕事が多すぎて役が頭が混乱してる森川さんの、ぼけぼけっぷりが全開だった1日。おまえら以上に大ぼけてて、絶品の可愛さだった。 昼の部では「どうして涙がでるのかな」でひーちゃんと掛け合いをするところ、泉谷(いずみや)をいずみたにと初っぱなに読み間違え。自分の失態に(本心もマジで泣きたかったのでしょう)早川の演技のまま「どうして涙がでるのかな・・・えっえっえっ」手を目に添えて嘘泣きをやってくれたからもう大変。その演技と仕草のあまりにの愛くるしさに、会場騒然。まじで、どうしてくれようかと思うほどの可愛さだった。森川さん、去年あたりからホントに全身がすっきりとしてきていて、特に過去のVTRとの違いは顎の線。綺麗にもとの骨格が見えるぐらいにスマートになっていて、髪もストレートのマッシュルームヘアを綺麗に金髪に抜いてあり、全体に数年前よりも若く見える。あげくに、くだんの可愛いしぐさである。私と同様、再びハートを打ち抜かれたファンも多いと思う。 さらに、カウンタートークの代わりに持ってきたBL学園風コントで、既出の「どうして涙が・・・」と「スキャンダルシリーズ」をメインに、いろいろなBL話の断片的セリフを、各キャラ担当の声優さんがずんずん演じながらクロスオーバーの混沌話を展開、声優さんはキャラが錯綜して切り替えが大変そうだったが、聴いていて全部わかるファンには大変面白かった。 そこでも、おまえらコンビが再びやらかした。「どうして涙が・・・」での、5才の泉谷「どろじゃん」の再現を繰りし強要する森川さんに、ひーちゃんが切れて殴るお約束の落ちまで用意されていて、おまえらコンビ絶好調。森川さんはこの日はもう、岩城のセリフを喋る時以外は、ぜんぶぼけてしまっていた、観ているこっちは笑い転げるばかり。 それにしても、今回はおまえらも霞む絶好調ぶりの賢十コンビ。ほらうち賢雄さんと小杉十郎太さん。昼は賢雄先生のぼけぼけっぷりに場をかっさらわれ、夜は十郎太さんのごくせんにかっさらわられ、ベテランコンビがMVPという次第。 シークレットゲストは緑川光さんに鳥海浩輔君に福山潤(じゅんじゅん)昼が遊佐コウジ君で夜が森久保祥太郎君。フリートークやコントではでは、おとなしめだった緑川さんが、事務所はそろそろBLをやめさせたい発言に自分は継続むしろ積極攻勢の発言、彼のライバル心の火に油をそそいだのは、森川さんの受け作品のヒットのせいか?賢十コンビの活躍のせいか? フィルムゲストの井上和彦さんの受けやるぞ発言もふくめ、以外な発言が飛び出した日でもあった。 総合感想、 ・やっぱり、ベテランは1枚上手だ ・若手は声量と音圧が足らないぞ(遠慮してたか?)と福山君と鳥海君に言っておこう ・森久保祥太郎君の芸達者ぶりといじられぶりに随分救われていた。 最後に、残念な点を1カ所。 ラスト前のハイライトの朗読として凱(賢雄さん)と三四郎(森川さん)の青の軌跡からのファントムペインの一節があった。選んでいたシーンがお芝居的には面白い部分ではなかったことだ。なんでバロックパールのイシスを連れて逃げてくれと凱に懇願する三四郎のシーンをやってくれなかったのかと、返す返すも残念でである。あの三四郎は絶品の演技なんで、是非生で聴きたかった。 まったくの憶測であるが、今の時期、森川さん(堀内さんも)仕事の量が半端じゃない様子なので、準備に極力負担がかからないようにした配慮のせいかもしれないが、あの朗読、去年は冬の蝉で、あまりのすばらしさに会場中が撃沈したのを思い出してしまうと、今回の選定シーンは落差がありすぎで、せっかくあのキャストに朗読させるのだからもったいなかったと思う。たった一つだけ不満な点である。そのかわり、他のコントが死ぬほど面白かったので、まあ、すばらしかったのには違いがないが・・・
夜の部は8時半ジャストに終わってくれたおかげで、最終の新幹線にまにあった、インターさん森川さんありがとう。 やっぱ、岩城の声を生で聴いちゃうと、もう、めろめろだ。 マイクトラブルもあったりと大変だったでしょうが、みなさんご苦労様でした、また来年もやってください。
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