声優さんと映画とアニメと
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2005年03月19日(土) |
自虐の泣笑い演技に心底痺れた・・・ |
スレイバーズ・ラヴァ前編(BLCD) 修一さまは櫻井孝宏くん(マ王様のユーリまんまですな)、冴木が森川さん(これまた、コンラッドの冷血版じゃ)。 二人の息は抜群に合ってますね。櫻井君は、まだまだアニメチックな部分も残っているが、モノローグがとびきりすばらしい。櫻井君は前作から聴き比べても、かなり演技力アップしてる気がする、感情にまかせるだけじゃないさらに上の演技を目指し開発している部分の片鱗を感じた。そして森川さん、最後のトラックは鳥肌もの、特にあの、グラスを割ったあと・・・聴いていてぞくぞくした。このシーンの二人の演技は、数あるBLの中でも指折りになるぐらい、良い演技だったんじゃないかな・・・まだ数十枚聴いただけだけど・・・ 森川さん、すごいな・・・ 「私のモノで居てください」に惚れた。 それと、残業して眠っている所を起こされて喋ってるシーン、本当に寝起きみたいで、どきりとするほどに上手い。 後編が早く聴きたい、聴きたい、聴きたい、聴きたい(笑) こんなの残酷じゃ・・・2枚組になんでしてくれないのぉ? これ、原作読んでないので、どうか判らないけど、主演の声優さん二人で二人の世界を作っちゃったって雰囲気がする。彼らの世界がじわじわと心に染みる、すばらしい出来だ。さすがだ。
こい茶のお作法2(BLCD) 今、ケースとか資料がないので・・・ 結構面白いね、これも。ときわみずき(漢字不明)が、森川さん、ご飯を食べないで家のなかで行き倒れてたりする官能小説の挿絵画家って設定。今回の2では、始めてメインの茶道部の坊や達とも関係でがでてくる。みずきの森川さんは、他では聴けないような、あんにゅいでふわっとしていて不思議なけだるい雰囲気が全開、完璧なまでに役を作り込んでいて凄い。Webサイトで視聴できる出演声優コメントでも、この「ときわみずき」のままで話していて、ちょっと驚いた。かなりの集中力で役を作り込んだ結果の成果なんだろうなって思う。以前の他の作品のコメントで、すぐに役がぬけて地に戻れると言っていたけど、そこは人間だ、ここまで作り込むと、逆に余韻を楽しんでいたのかもしれない、結構この作り込んだキャラクターを気に入っているのじゃないかなぁ・・・私も、このキャラは凄く気に入った、時久保の時の久保ちゃんはけだるさの中に邪悪さを感じるが、こちらのみずき先生はけだるさの中に純粋さを感じさせる、なんとも良い声の高さ、響かせずにふわっと出しているが、それでもなおかつ、声に色気がある。笑い方もセリフの節回しも、独特の雰囲気で、何だろう、一番近いしっているキャラでは、薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲クの水川抱月があるけど、またちょっとあんにゅいさとかけだるさがさらに増したかんじで、あらためてこんな魅力的なキャラもできるのかと、驚く。なんとも、出番が少ないのが残念・・・それにしても若い茶道部の坊や達がおさかんだ(笑)
ダーマ&グレッグ 第2シーズンに突入。知り合いのスーパーのレジ係が産んだ子供を引き取って育て始めた二人、ダーマの両親がいろいろな人を引き込んで、集団子育てをしようとたくらむ。一方でグレッグの両親も孫を受け入れはじめた。セレブなグレッグのおかあさんが押しつけてくるやり方も、ダーマの両親が押しつけてくる子育ても、二人とも耐えられない。さんざんの騒動のあげく、最後にはやっと親子水入らずになる。赤ん坊をあやす森川声が聴けるのがすごく楽しい。結構お父さんしてて、いい感じ。それにしても、いろいろアニメ観たあとにグレッグを聴くと、なんだろう、別人のよう。これだよこれが外画ならではの演技だ、さすがだ。
おっと時間だ、ギャラリーフェイクを観よう・・・
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