声優さんと映画とアニメと
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2005年03月09日(水) BLCDと映画

よく考えて見ると、映画でも結構濡れ場ってあって、R18指定でなくとも、かなりキワドイ映画は数ある。キリングミーソフトリーはR18だったかな?映画館で見たけど、そのシーンがというより、シチュエーションが結構刺激的だった。こいいうシーン、吹き替えなしの場合もあるし、しっかり声優さんの息芝居を聴ける場合もある。そんなわけで、吹き替えやってたって、結構そういうお芝居が必要だし、BLに至っては、メインは必ずそういうお芝居が必要で、唯一普通と違うのは受けの演技ぐらいだろうか・・・
顔だしの俳優さんだって、最近の映画じゃ結構濡れ場も大胆な描写があるし、某もとアイドルに至っては、全身に刺青のすんごい映画で全身を曝してるので、声だけのお芝居の声優さんより、相当大変だと思う。
演技という仕事に携わる以上、人間を演じる事が大半なので、喰って、寝て、セックスするという人間の3大欲を演じるのは、必然なのかもしれない。
そんなわけで、BLCDというのは、演技に携わる人にとっては、とても良いハードルではないだろうか・・・

息芝居の上手な役者さんというのは、声優俳優関係なく結局活躍しているんだよね・・・そういう意味では、吹っ切れてやり抜ける人こそが真の役者なんだなって思う。

BIONICLEマスクオブザライト・ザ・ムービー
レゴブロックの世界で創造されたキャラクターがフルCGで動きまくる。
とある島では守護神が眠りにつき、闇のマスクがその目覚めを阻止してる。トーアと呼ばれる6人の勇者が島の平和を守って居るが、ある日守護神を復活させる第7のトーアの黄金のマスクを見つけてしまったタクアと彼の親友ジャラが第7のトーアを探して旅に出るが、それを阻むかのように闇のマスクに使わされた邪の戦士ラクシが村を襲って暴れ回る。島に散らばって各村を護って居た6人のトーアは、タクアの使命を果たさせるため力を結集してラクシと戦う・・・
こんなようなお話で、デジモンの世界に似てます。6人の戦士には、お約束のキャラとして、お調子者や偏屈者や麗しく逞しい女戦士や素直な戦士など、いろいろなキャラクターが居るが、藤原啓治がお調子者オワツ役(岩の戦士)、梁田清之が無口で剛のオヌー(大地の戦士)、楠大典が剛で偏屈タフー(炎の戦士)、美人の女戦士ガーリに朴(王路)美(とっても男前な美形声で水の戦士)、謎めいた戦士のコパカに菅原政志(氷の戦士)、ストレートで正義感が強いレーバを森川智之(大気の戦士)、第7の戦士となるタクアに宮野真守、親友のジャラに林勇、その他長老役も含め外画吹き替え系の実力派な方々が脇をしっかり固めていた。
ヌーバ戦士の中で唯一飛行性能を持つレーバな森川さんは、颯爽と登場し、ステキな青年声で、正当派なセリフを喋るのが意外だった。楠大典さんのちょっと太くした声や、藤原啓治さんのおとぼけの役が、過去のこういう系統の作品では多かったように思う。たぶんこの作品では、森川の持つ声のイメージの、清々しくてすこし暖かみがあるという特徴を十分生かした形でのキャスティングになっているのかもしれない。セリフ量も出番も少ないが、良い役ではある。おもしろみはあまりないが、優しいいい声が聴けたので見て良かった。



まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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