声優さんと映画とアニメと
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2005年02月01日(火) |
高木さんのコメントとダドリーの大冒険 |
どうして涙が出るのかな(BLCD)の携帯サイトのインタビューで 高木渉さん(おぐちゃん役)が面白い事を言っていた。森川と檜山の二人が入り交じる(笑)ところ。そういう現場に参加できてみんなより良い思いをした。との事、入り交じるところですか・・・爆 あと、こうも言ってます「目をつぶっていても息が合っているような二人」 これって、そういう世界が好きな人には萌えポイントなお言葉ですね。 森川さん、高木さんは唯一の親友って言い方しますが、檜山さんは相方という呼び方で区別してますが。一番近い人がこういう表現をする二人の関係って、親友を越えた家族か兄弟みたいなものなのか、仕事の相棒というものは、私が想像するのは、次元とルパンあるいはスタスキーとハッチ、なんじゃないかな。いいなぁ、相方か・・・信頼できる生涯の仕事の相棒、そうそう巡り会えるものではない、幸運な人たち。
「ダドリーの大冒険」 ブレンダン・フレイザー森川さんとサラ・ジェシカ・パーカー(SEX and Cityでブレイクした小柄な金髪のおねえさん)小林優子さん。すごく息があっていた。ほんの短いフレーズだがミュージカル風に歌って愛を確かめあう場面なんかもあったりして、ファンには楽しめる。ブレンダンの声は、低めながらもそれほど太くはしてなくて、「ハムナプトラ」1.2の時よりはすこし「悪いことしましょ!」に近いかな、中間かな。無理なく出てる声。でもって、屈託無くあはははって笑う好青年。もともと60年代の古いアニメが原作で、それをそのまんま実写化してしまった感じで、この間のルーニーティーンズの時とあんまにかわらないドタバタ大げさアクション。映画というよりアニメ調の吹き替えだけど、声の張りが良くて男前。森川さん絶好調ってかんじでのりのり。ブレンダンが好きで森川さん好きなら退屈しないで観れる。なによりブレンダンファンの場合、最後の方で魅せてくれるインディアンのダンス。躍動する筋肉美に、ちょっとどきどき物。見目良い男だ。それにしてもブレンダンはどうしてこういうアニメ調の映画ばかりに出ているのだろうか、もっとシリアス物で主人公じゃなくていいから、やってほしい、あれだけのハンサムが筋もなにもない思いつきのドタバタばかりでは勿体ない気がする。子供気分で楽しいが・・・TVのハムナプトラは堀内賢雄さんが吹き替えてるみたいだが、堀内さんでも十分よさそうだけど、ブレンダンの屈託のないストレートで素直の好青年っぷりは、やはり森川さんがよく似合うと思う。ジェシカはすごくコミカルで、昔のルーシーを思い出した。
Planet of the Apes(猿の惑星) 再度観てます。森川さんの声の演技にハート目。追われながら川を渡るシーンがあって、その直後に金髪デカ胸の人間の女の子(彼に気がある)に「怪我をしてる」って言われて、息を切らしながら「思い切りしがみつかれたんだ・・・はぁはぁ」っていうシーンが、もう、なんとも言えない色っぽさなのに気がついた。なんだかちょっと弱音っぽく言った感じかな。このあと「僕の船だ」とか「みんな僕のせいだ、みんなが死んだのは僕のせいなんだ」のあたりのトーンと息づかいがものすごく惹かれる演技。筋に関しては文句も一杯あるが、吹き替えはもう文句なし。いろいろなシチュエーションでの息使いも沢山聴けて、かっこいいお芝居も聴けて、新年早々良い思い。
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