| 2006年04月02日(日) |
クッキン・ロッキン・ジェネレーション |
ポンデ・リングを食べた後遺症で、朝ゴハンにコンビニの
「もっちリング」と言うのを食べた。
明らかに類似商品だ。
これは成敗せねば。
んん〜〜〜、もぐもぐ。
…。
やっちまった感ひしひし。
肝心の味だが、ポンデ・らいおんの足元にも及ばぬ出来。
そういや、もうすぐテレビで、料理人がゲストでトークをすると言う番組が始まるらしい。
司会はロンブーと久本。
何気に楽しみだ。
僕はクチを糊するために料理を生業(なりわい)にしているが、どんどん技術屋がいらないご時勢になってきた。
コックの仕事が管理業務に変わってきたのだ。
生産効率、コスト、人件費、提供時間、その他もろもろによって、かつて一から作っていた作業がどんどん短縮化されてきている。
そういや、魚を卸せる人間が少なくなってきた。
鳥を解体できるコックなんて、もっといなくなってきた。
四足を捌くなんて、もう前時代的な仕事だ。
人によっては、基本ができんのに料理語んな!!とお冠の方もいらっしゃるが、しょーがねーよ、時代ですもん。
だから、料理は仕事ではなく、生業にする事にしました。
ちなみに、“生業(なりわい)”とは、生活の為にする生産活動の事を言います。
“仕事”とは、未来の為に種を捲く作業の事で、多にして生産コストは比例しません。
こないだ、ゆっキーが、ずっと料理してたら舌がぼけてきてだんだん味が解らなくなるねんとおっしゃっていた。
味見なんてしなけりゃいいぢゃん?
ちなみに僕は味見をほとんどしません。
レシピの分量の配合と、仕上がりの濃度さえきっちり決めといたら、風邪の時でも熱があってもまともな料理は出来上がるのです。
そう言うシチュエーションをも想定した上でオペレーションを考えるのが、調理師なんだけどな。
料理は気合ではなく、論理と観察力です。後は、た〜〜っぷりの愛情。
うう〜〜〜〜、ラブだ!!
おで、ハラへったおお…
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